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オフコート

姉から大坂なおみへ「次は私が勝っちゃうかも」

写真は2017年「東レ・パンパシフィックオープン」での大坂まり(左)と大坂なおみ(右)

テニスの元世界女王の大坂なおみ(日本/日清食品)は、姉の大坂まり(日本)ととても仲が良い。なおみは、大事な試合の前には必ず姉と話す機会を持ち、助言を受けるようにしている。まりはファッション誌Glamourを通して妹に宛てた手紙を書き、なおみをどれほど愛し、また彼女が達成してきたことにどれほど敬服しているかを伝えた。テニス関連ニュースサイトTENNIS TONICが伝えている。

まりは、小さい頃になおみが姉に負け続けても決して諦めず意欲を失わない姿を見て、どれほど感心したかを思い返し、心のこもった手紙の中で二人の人生で起こったことを振り返っている。


「なおみへ


あなたが活躍しているのを見るのは、誰かが自分の夢を現実の世界で叶えているのを見ているよう。子供の頃からこういうことを話していたよね。どんな風にビッグになりたい、ファッションにのめりこみたい、恋人が欲しい、なんてこと。そしてあなたはそれを実現した。現実の世界でそれを成し遂げた。


私が望んでいるほど一緒にはいられていないし、大事な試合で勝つ時にそばにいられるとも限らない。あなたにテニスについての助言ができるなんて思ってないけど、今でも大事な試合の前に電話してくれるのは嬉しい。あなたは緊張しているって言う。だから私は、周りの全員が裸でいる姿を想像してみなよって言うのよ」


手紙には、決して諦めず、いつでも自分のやり方を見つけることにかけて、なおみがどれほど優れているかが綴られている。


「テニスのことで言えば、私があなたに教えた一番大事なことは、どうやって負けるかってことじゃないかな。3歳から16歳くらいまで、私たちは毎日毎日何セットもテニスをしたね。私の方が年上だから、いつも勝ってた。でも、あなたは決して諦めなかった。あなたは毎日“明日は倒す”と言って、気力を失うことはなかった。それが、あなたにとっての尽きないモチベーションになっているみたいだった。毎日こてんぱんにやられれば、諦めてしまう人もいるかもしれない。『これは私に向いたスポーツじゃないな』なんて思うかもしれない。でもあなたは違った。あなたにとって、それは意欲を掻き立てるものでしかなかった。モチベーションをあげたこと、お礼はいいよ!


そしてあなたは実際に勝つようになった。あなたが変な顔をするから、ついひっぱたきたくなったのを覚えているよ。世界一イラつく顔。でもいいわ、またやっつけるから。


あなたは決して諦めないことを教えてくれた。ひどい状況に陥ることもあるけれど、そんな時あなたは真剣な顔に変わって、淡々とやってのけて見せる。あなたは全然諦めない。不満を言ったとしても、いつだってやり遂げるんだろうね」


まりからの手紙は、次のように結ばれている。


「あなたが何かをやると言う時、必ずそのための方法を見つけ出す。たくさんの人が何かをやるというけれど、実際にはやらない。あなたは言ったことを必ずやる。いつだって実現する方法を見つける。小さい頃、あなたは“全米オープン”で優勝すると言った。そして実際に優勝した。それがあなたの人生のすべて。テニスだけの話じゃない。渇望を持ち続けて。目標に向かって努力することをやめないで。正直なところ、あなたを止められるものなんて一つもない。私たちが次に試合をしたら、ひょっとして私が止めちゃうかもしれないけど」


(テニスデイリー編集部)



※写真は2017年「東レ・パンパシフィックオープン」での大坂まり(左)と大坂なおみ(右)
(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)


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(Photo by Andy Cheung/Getty Images)

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