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オフコート

「夢はもっとたくさんの黒人がテニスをできるよう手助けすること」

写真は2019年の「全豪オープン」での ティアフォー

その歴史の中で、テニスは多くの社会的な差別や偏見を克服してきたと言えるかもしれない。それでもまだ、たくさんの壁があることは事実だ。良質なテニスコートを造って維持するには莫大なお金がかかるので、誰もが使用できるものではない。フランシス・ティアフォー(アメリカ)は、そんな分断を乗り越え、多くの人々に希望を与えている選手の一人だ。ウェブメディアEssentially Sportsが報じている。

セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)はテニス史上最も偉大な選手かもしれないが、テニス界で黒人選手の割合はいまだにとても低い。黒人で、さらに移民の出であるとしたらなおさら状況は厳しいだろう。


ティアフォーは一家で西アフリカのシエラレオネからアメリカのメリーランド州に移民してきて、厳しい現実に直面した。父はテニスセンターの管理人となり、母は看護師としてダブルシフトで働いて、なんとかやりくりをした。


そんな状況の下で、ティアフォーは「全豪オープン」で準々決勝に進出するほどの一流プレーヤーとなった。いま彼は、もっと多くの黒人の子供たちがテニスをするように励ましたいと望んでいる。彼はインタビューで次のように語った。


ティアフォーは賞賛を浴びるだけではなく、将来の世代をインスパイアするような業績を残したいと話す。


「ファンを大切にする選手だと知って欲しい。立派な業績を残した選手として知られたい」


「僕の夢は、もっとたくさんの黒人の人々がテニスをプレーできるよう手助けすること、そして良いお手本になることだ」


もちろんここまでの道のりは簡単ではなかった。成功したら、その道を外れないよう気を付けなければならなかった。


「物事には優先順位がある。犠牲にしなければならないことも出てくる。僕は普通であること、子供であることを犠牲にしたと言えるかもしれない。でも素晴らしい時を過ごしてきた。テニスを本当に楽しんできたし、それだけが僕のやりたいことだったんだ。僕は他の多くの子供たちとは違っていた」


彼の言うような言葉をテニス選手の口から聞くのは勇気づけられることだ。ティアフォーは既に350万ドル(約3億7600万円)近い賞金を稼いでいるのだから、これ以上何もしなくてもいいのだ。それでも彼が努力を続けているという事実は、彼の素晴らしい将来を約束している。


※為替レートは5月29日時点


(テニスデイリー編集部)


※写真は2019年の「全豪オープン」での ティアフォー
(Photo by Mark Kolbe/Getty Images)

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