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オフコート

最もスタイリッシュなヘアスタイルは?男子テニス選手、長髪の系譜

写真は2020年「ATP500ドバイ」でのチチパス

テニスで「ロング」と言えばアウトのことだ。髪型の「ロング」なら、今の「イン(トレンド)」と言っていいだろう。


アメリカの人気ヘアスタイリストによれば「今は男性が長髪にするのがトレンド」だそうだが、歴代のテニススターたちを見ると、長髪は以前からポピュラーだ。ロジャー・フェデラー(スイス)でさえ、かつてはワイルドな長髪だった。男子テニス選手たちの様々な長髪スタイルをtennis.comが振り返っている。

ビヨン・ボルグ(スウェーデン)


髪型:1970年代のアイドル風


ヘアスタイリストのコメント「ヘッドバンドがトップを押さえつけている。彼はトップをどうしていいか分からなかったんだ」


1973年の「ウィンブルドン」で勝利を収めたボルグがセンターコートから退場する際、女性ファンが押し寄せ、彼の髪を奪い合った。ボルグは「彼女たちに文字どおり地面に押し倒されたよ。でもまあちょっとは楽しかったけどね」と語った。


ステファノス・チチパス(ギリシャ)


髪型:顔を取り巻くフワフワカール


ヘアスタイリストのコメント「彼の髪質はこのスタイルにぴったり。きっと少し揃えるだけで、このスタイルを保ってるだろうね」


チチパスは、「それが、僕がヘッドバンドを着けている理由だよ。でなければ、試合中に大問題が起こるから。でも、このスタイルは気に入っているよ。僕のトレードマークだし、これからもこのスタイルでいくつもり」と語っている。


アンドレ・アガシ(アメリカ)


髪型:ファッショナブルなマレット、トップはレイヤー、後ろにゆるく流れるスタイル


ヘアスタイリストのコメント「外出規制中に酔っぱらったまま自分でヘアカットしている人をよく見かけるけど、こんな感じ。酔って切っている姿が思い浮かぶ髪型だよ。もし僕が後ろを何とかしていいなら、素敵なショートカットにするだろう」


アガシは、「もし僕がカツラをつけてたと知ったら、みんなは何て言っただろう。自分に聞いたよ、お前カツラを付けていくのか?大会の間ずっと?僕は答えた、他にどんな選択肢があるんだ?って」と、自叙伝「オープン」の中で告白している。


アンディ・マレー(イギリス)


髪型:ジンジャーボブ、モップヘアー


ヘアスタイリストのコメント「髪が大きすぎてバカみたいに見えることを恐れちゃだめだ。今は大勢の若い子たちがやっている。ただ伸ばしていたらこうなるんだよ、髪質にもよるけどね」


マレーはボサボサなヘアスタイルが気に入っていたのだが、イメージ・コンサルタントがさわやかな短髪を勧めたそうだ。


ジョン・マッケンロー(アメリカ)


髪型:手入れしてないバッドボーイ・スタイル


ヘアスタイリストのコメント「マレーと一緒だけど、すごい天然パーマ。どうでもいいんだよヘアーだね」


マッケンローは著書「You Cannot Be Serious」の中で、「誰だよ、あのカーリーヘアのすねた青二才は。あんな奴が格式あるコート1を汚すのか?」と1977年に「ウィンブルドン」に初出場した時の自身について述べている。


ダスティン・ブラウン(ドイツ)


髪型:制作に24年かかった究極のドレッドロックス


ヘアスタイリストのコメント「基本的には長髪をシャンプーしてない状態。でも23年間のメンテナンスは簡単じゃない。ドレッドロックワックスがたくさん必要だ。(ロックダウン中の)今は、これをやるにはいい時期かも」


ブラウンは、「自分の写真を見て、髪の毛が自分の後ろでどうなっているかを見るのは面白いよ。普段は見られないからね」と、2015年「ウィンブルドン」でラファエル・ナダル(スペイン)を破った後に話した。


ロジャー・フェデラー(スイス)


髪型:ロングボブ、別名「ロブ」(テニス用語でもある唯一のヘアスタイル)


ヘアスタイリストのコメント「これはボブを伸ばした髪型。彼はそれをポニーテールにしていた」


Rene Staufferの著書「ロジャー・フェデラー・ストーリー」によると、トロント(カナダ)のスタイリストが、フェデラーが2004年に優勝した後に髪を切った方がいいと説得したのだそうだ。だがその翌週、新しい髪型で挑んだシンシナティ(アメリカ)の大会では初戦で負けてしまった。


デニス・シャポバロフ(カナダ)


髪型:若きトム・ペティ・スタイル


ヘアスタイリストのコメント「80年代の再現。世界よ注目、これが流行り始めているよ」


シャポバロフは、「子供の頃は髪が長かったんだ。それから士官学校に入って、髪を切らされた。僕の親友がロングヘアで、もう一度伸ばそうって説得された。気に入っているよ、ボルグみたいで」


アンドレイ・ルブレフ(ロシア)


髪型:手入れの行き届いたシャギー・レイヤー


ヘアスタイリストのコメント「ここまでのほとんどの髪型はこのカットを放っておいて伸びたバージョンで『髪のことは気にしてない』ことを示してるけど、僕にはそれ自体がオシャレに見えるね」


以前ルブレフは「僕は遺伝的にラッキーな髪質だと思うけど、自分の髪質に合わせた特別なシャンプーとコンディショナーも使ってるんだ!」と話している。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2020年「ATP500ドバイ」でのチチパス
(Photo by Amin Mohammad Jamali/Getty Images)

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