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再開は1年先?国際的なスポーツであるテニスが抱える問題

写真は2020年「ATPカップ」抽選ドローでのTiley氏

世界的な新型コロナウイルスの流行により、このままテニスの今シーズンが終了してしまうのではないかと、オーストラリアテニス協会CEOCraig Tiley氏や、世界43位のジョン・ミルマン(オーストラリア)も危惧している。英Express紙が伝えた。

新型コロナウイルスの流行により数々の大会やイベントが中止となり、スポーツ界には大きな影響が出ている。テニスは開始後たった2ヶ月でシーズンが中断となった。そしてアメリカ大陸での患者数の増加を見るに、夏に控えるハードコートシーズンもどうなるのか不確定だ。


全世界で行われるスポーツというテニスの性質から、Tiley氏はシーズンが再開されることに悲観的だ。「個人的な意見だが、テニスの今年中の再開は難しいと思う。テニスは世界中を飛び回ることを前提としていて、それが正常に戻るのは最後の最後になるだろう。国内に重点を置くスポーツはまだ希望があるが、国際的なスポーツには困難が多い」


1月の「ATPカップ」や「全豪オープン」で素晴らしい戦いを見せてくれた世界43位のジョン・ミルマン(オーストラリア)も、同意見だ。彼は治療方法が見つからない限りテニスを再開することは難しいだろうと考えている。


「ツアーが再開するには、世界中が力を合わせて回復しなければならない。ある大会の開催地が新型コロナウイルスを封じ込めることができたとしても、入国する選手たちがいた国の方がウイルスを抑制できていなかったなら、大会を開くことはできない」


「一部の選手しか参加できないなら、大会は行われるべきではない。そこに課題があると思う。ワクチンが開発される、もしくは流行が完全に過ぎ去るまで、この状況が緩和されることはないんじゃないかな」とミルマンは語った。


「テニスをプレーできるようになるには長い時間がかかると思う。今は(感染と)戦い続けること、収入が見込めない中でなんとか暮らしていくことが問題だ。いつもなら頑張ればお金は入ってくるけど、そういう状況ではなくなってしまった。困難だけど、耐えてやりきるしかない。同情を引きたいわけではないよ。人々の健康がかかっていて、深刻な状況だから、大局的に物事を見なければいけない」


(テニスデイリー編集部)


※写真は2020年「ATPカップ」抽選ドローでのTiley氏
(Photo by Jason McCawley/Getty Images)

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