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「全豪オープン」優勝のダブルス選手、賞金2700万円で家を買う計画

写真は「全豪オープン」男子ダブルス優勝のソールズベリー(左)とラム(右)

「全豪オープン」男子ダブルスで優勝したジョー・ソールズベリー(イギリス)は、19万3000ポンド(約2743万円)の優勝賞金で、ロンドンに家を買う算段を立てている。英The Sun紙が伝えた。

27歳のソールズベリーは「全豪オープン」男子ダブルスで優勝を果たした7人目のイギリス人選手となった。このほかのイギリス人優勝経験者には、フレッド・ペリー(イギリス)やジェイミー・マレー(イギリス)らが名を連ねている。


ソールズベリーと相棒のラジーブ・ラム(アメリカ)は、ロッド・レーバー・アリーナでの「全豪オープン」決勝で、主催者推薦で出場したマックス・パーセル(オーストラリア)とルーク・サビル(オーストラリア)のペアに6-4、6-2で勝利した。


ソールズベリーの母キャロリンさんは、メルボルンに同行し全試合を観戦。彼の身の回りのことを手伝っていた。これに対し、ソールズベリーは恥ずかしそうに「母に洗濯をしてって頼んだわけじゃない。でも何度か自発的にやってくれたんだ。それを断ることはしなかったよ、当然ね!」と冗談を飛ばした。


「母が大会中ずっといてくれたのはすごく良かった。母はオーストラリアに来るのは初めてだったんだよ。母、そして家族のみんなが、今まで僕のために多くのことで助けてくれた。当然、若い頃は経済的にも。母と父は週末の半分を返上して、僕を大会会場に送ってくれたし、アメリカの大学に行くためにお金を出してくれた。大学を卒業したあと、何年かは全く収入が無かったから、コーチ料金に交通費に、何でも家族に払ってもらっていた。彼らは、いつだって僕のことを固く信じていてくれたんだ」


ソールズベリーは南ロンドンのペッカム地区で、姉の家に間借りしているが、今回の優勝を機に経済的に独立し、羽を伸ばすことができる。「いつもその瞬間に集中するようにしていたから、勝ったらどうなるかについては考えてなかったんだ。でも、そうだね。次にやるべきことは、今年中に家を買うことだね」


この優勝でソールズベリーのダブルスランキングは過去最高の4位となった。ソールズベリーは、シングルスでは比較的無名の選手として過ごしてきた。「僕の経験から言えるのは、ジュニアのグランドスラムで優勝したり、19歳や20歳で頭角を現すような最高峰の若手選手でなかったとしても、それからだって素晴らしいキャリアを築くことができるということ。間違いなく、僕はまだまだこれからだ。適切なサポートのもとで努力を続けていれば、いつか成し遂げられると信じる力を、他の選手たちにもあげられたんじゃないかな」と自身のキャリアを振り返った。


「自分にかける負荷には今も気をつけているよ。ここ数年は大きな問題にはなっていないけれど、自分が望むほどには良い状態でいられない時もあるから。ジュニアの頃は、大学進学までの3年間はほとんどテニスをしていなかった。腺熱にかかっていたし、怪我も続いたからね。それから大学に進んだけど、卒業後にプロ選手になりたいのかどうか迷っていた。でもやっぱりやってみたいと思った」


「何年かは、全くお金が稼げない時期が間違いなくあったよ。テニスで生計を立てることはできなかった。テニスを続けたいのか、自問したような時期ももちろんあった。でも、心の奥深くでは、どうしても続けたいんだって分かっていたんだ」


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全豪オープン」男子ダブルス優勝のソールズベリー(左)とラム(右)
(Photo by Fred Lee/Getty Images)

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