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オフコート

テニスの「決して破れない」5つの記録

写真は2015年左からナダル、フェデラー、セレナ

セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)によるオープン化後のグランドスラム通算23回優勝から、ラファエル・ナダル(スペイン)が成し遂げた前人未到の「全仏オープン」12回優勝まで、テニス界には決して破れなさそうな記録がある。テニスコートで達成されてきた並外れた業績を、米経済誌Forbesが5つピックアップしている。

セレナのグランドスラムシングルス23回優勝


セレナのような選手は、おそらく二度と現れないだろう。セレナは過去20年の間にグランドスラムのシングルスで23回の優勝を果たしている。これは1968年にプロの出場が解禁されて以降、単独の選手が達成した最多記録だ。


24回の優勝を果たしたマーガレット・コート(オーストラリア)が全時代を通してのグランドスラム優勝回数記録保持者ではあるが、コートの優勝は1960年から1973年の間に達成されたものであり、アマチュア時代とプロ化以降の時代にまたがっていることを忘れてはいけない。コートは24のタイトルのうち11を「全豪オープン」で獲得しているが、当時は多くの選手が南半球で開催されるこの大会には出場していなかった。


セレナは産休からの復帰後、4回連続でグランドスラムの決勝で敗れているが、彼女がコートの記録に並ぼうとする挑戦は、間違いなく2020年シーズンで注目すべきトピックの一つだろう。そして「東京オリンピック」で栄光を掴めるかもその手にかかっている。


セレナと姉のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)は、7月に始まる「東京オリンピック」で自身の記録を更新する5度目の金メダル獲得を目指している。ウイリアムズ姉妹はテニスの金メダルを4回獲得しており、女子の最多記録を保持している。


ナダルの「全仏オープン」優勝記録


ほとんどの選手はキャリアを通して12ものタイトルを獲得することはない。同じ大会で12回優勝することや、ましてや同じグランドスラムの大会で12回優勝するなどもってのほかだ。


ナダルが2005年の「全仏オープン」初優勝から直近の2019年の優勝を達成したように、一つのサーフェスを支配できるような強靭さと持続性、そして技量を他の誰かも持っているとは考えにくい。


今年6月の「全仏オープン」でもナダルの優勝が有望視されており、さらに優勝回数を積み上げる可能性が高い。しかし、記録がこれ以上伸びようが伸びまいが、テニスで最も難しいサーフェスの一つで彼の記録を破る選手は今後現れないだろう。


クリス・エバートのクレーコート125連勝


1973年8月から1979年5月まで、クリス・エバート(アメリカ)はクレーコートでは手がつけられない存在だった。「ワールド・チーム・テニス 」に出場するために1976年から1978年の「全仏オープン」出場を見送っていなければ、彼女が獲得した「全仏オープン」タイトルは6回では終わっていなかっただろう。それでも、トレーシー・オースティン(アメリカ)がローマの大会の準決勝でようやく彼女の記録を止めるまで、エバートはクレーコートで一度も負けなかったのだ。


ジミー・コナーズの室内コート53回優勝


ジミー・コナーズ(アメリカ)の時代、室内で行われるトーナメントは、他のあらゆるサーフェスと同じようにツアースケジュール全体の重要な一部であり、良い対比をもたらすものだった。


おそらく全時代を通して最高のリターンを持っていたコナーズは、室内コートでは最強だった。1970年代から80年代にかけて達成した室内大会53回優勝の記録は、室内コートにうってつけの戦術であるサーブアンドボレーを得意としたジョン・マッケンロー(アメリカ)の記録を1回差で上回っている。


ロジャー・フェデラー(スイス)は室内コートで26度優勝しており、もっと機会があればより多くのタイトルを獲得していただろうが、それでもコナーズの記録に追いつくのは難しそうだ。


史上最長の試合


ジョン・イズナー(アメリカ)とニコラ・マウ(フランス)が2010年の「ウインブルドン」で記録した11時間5分という試合時間の最長記録は、決して破られることはないと思われていた。そして、グランドスラム4大会のうち3大会で最終セットタイブレークが導入された今、この記録が破られる見込みはいっそう薄くなった。


記録更新があり得るとすれば、第5セットでは2ゲーム差がつくまで試合を続行するアドバンテージ・セット方式を続けている「全仏オープン」においてであろうが、この大会での試合時間最長記録は2004年のアルノー・クレメン(フランス)とファブリス・サントーロ(フランス)の試合で記録された6時間33分で、史上最長記録より4時間半以上も短いのだ。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2015年左からナダル、フェデラー、セレナ
(Photo by Uri Schanker/FilmMagic)

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