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オフコート

フェデラー、コロンビアで涙の決断

写真は南米でのエキシビションマッチを行ったフェデラー

ロジャー・フェデラー(スイス)はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と共に中南米ツアーを行ったが、コロンビアで開催予定だったイベントは治安悪化のため中止となり、約4万人のファンが落胆したと、英The Sun紙が伝えている。

2人は、大きなテニス大会に縁のない場所に足を運び、トップレベルのテニス観戦を渇望しているファンたちにエキシビションマッチを披露している。今回の南米ツアーでは、コロンビアの前にチリとアルゼンチンで試合を行った。第3戦はコロンビアの首都ボゴタで行う予定だったが中止を余儀なくされ、そのまま次のエクアドルとメキシコへと向かうこととなった。


コロンビアの首都ボゴタでは、昨年8月に就任したイバン・ドゥケ大統領に対する一部市民の不満が募っており暴動に発展。政府に抗議する市民と警官隊が衝突している。警察が治安回復のために催涙ガスを使わざるを得ない状況になっており、死者が3人出たことも報告されている。またボゴタ市全域に夜間外出禁止令が出され、場所によってはアルコールの販売を時間で制限するなど、このツアーが計画された頃よりも事態は更に悪化していた。


2人はコートで待機したが、最終的に主催者が中止を決めた。フェデラーは大歓迎を受けた後、ファンに別れを告げた。会場を離れる際、彼は泣いていたようだった。


20回のグランドスラム優勝者である彼は「ボゴタに戻って来られて本当に嬉しい。ずっと長い間、戻ってきてプレーしたいと思っていた。僕はやるつもりだったし、サーシャ(ズベレフ)もだ。試合ができなくて本当に残念だ。でも僕らみんなの安全を考えなければいけない。そのための決断なんだ。いつかまた戻ってきて、皆さんの前でプレーしたい」と語った。


(テニスデイリー編集部)


※写真は南米でのエキシビションマッチを行ったフェデラー
(Photo by Angel Castillo/Jam Media/Getty Images)

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