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オフコート

シーズン最終戦を棄権したアンドレスク、怪我との戦いは続く

写真は「全米オープン」でのアンドレスク

「WTAファイナルズ・深セン」のグループステージで、ビアンカ・アンドレスク(カナダ)がカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と対戦中、左膝の怪我により棄権を余儀なくされた。若手のホープの1人であるアンドレスクは、またしても怪我に泣くこととなったと、英Guardian紙が伝えている。

グループステージ初戦のシモナ・ハレプ(ルーマニア)とのフルセットに及ぶ試合では、特に後半、自分のプレーができず苦しむ姿を見せたアンドレスク。どう調子を戻してくるのか注目されていたプリスコバ戦では、序盤から縦横無尽にコートを走っていたものの、第1セットの第3ゲーム中に膝を痛めてしまった。


アンドレスクは、コーチであるSylvain Bruneau氏に「膝をひねってしまったの。パキッという音が聞こえたわ。半月板を損傷したみたいだと(トレーナーに)言われた。今は膝を曲げることが全くできない。歩くたびにパキパキいって痛いわ」と話しつつ、無理はしない方がいいと止めるコーチに対し「試合を続けたい」と泣きながら訴えた。


結局アンドレスクはその後の30分間、動かない足を引きずりながらプレーを続行。プリスコバに3つのブレークポイントを握られたが何とかしのぎ、ゲームカウントを3-3に戻した。その時は大きな声をあげて自らを鼓舞したアンドレスクだったが、やがて経験豊富なプリスコバに引き離されることとなる。


今大会においては、大坂なおみ(日本/日清食品)も右肩の怪我により棄権しているが、アンドレスクの状況はより深刻のようだ。フォアハンドの破壊力、コートカバー力の高さ、そして相手を翻弄する多彩なショットなど、アンドレスクの能力には疑いの余地もない。しかし19歳にして、彼女の怪我の多さには不安が残る。今季アンドレスクは、肩腱板断裂の怪我のため3月から8月までの間にたった1試合しか戦っていない。勝利した48試合でもトレーナーの助けを必要とする場面が多くみられ、常にあれこれと怪我を抱えてきた。


アンドレスクは試合後のMRIでの結果を受け、残りの試合を棄権しシーズンを終えることになった。Tennis World USAによると、これについて彼女は「とても残念だわ。シーズンを締めくくる最終戦だもの、すべてを出し切って戦いたかった。でも、怪我をしてしまった。そういう時には、一歩下がって何を優先すべきか考える。棄権したことは、今の私にとって最善の決断だったと思うわ」と語っている。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2019年「全米オープン」でのアンドレスク
(Photo by Mike Stobe/Getty Images)

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