オフコート

全豪OP準優勝のクビトバ、ナイフによる襲撃事件について証言

「全豪オープン」でのクビトバ

1月の「全豪オープン」で準優勝したペトラ・クビトバ(チェコ)。自宅にいたクビトバをナイフで襲った容疑者の裁判が2月5日に行われ、証言した。

2016年12月にチェコ、プロスチェヨフの自宅で襲われたクビトバ。利き手である左手に怪我を負い、手術を余儀なくされ、回復には5ヶ月余りを要した。


クビトバの証言は、33歳ラディム・ゾンドラ容疑者の弁護士によって要求された。クビトバは容疑者との対面を避けるため、ブルノ市地方裁判所の法廷には入らず、別室からのビデオのライブ映像によって証言。チェコの公共テレビが録画したその証言の中で、クビトバは襲撃の模様を生々しく語った。


ゾンドラ容疑者が玄関の呼び鈴を鳴らした時、クビトバはドーピング検査だと思いドアを開けたという。容疑者はボイラーの点検に来たと説明。浴室のお湯を点検していた時クビトバは、突然、背後から容疑者が喉にナイフをあてるのを感じた。


クビトバは両手でナイフをつかみ、左手に重傷を負った。手の腱に怪我をしたほか、5本の指全てと神経2本も損傷し、手術には4時間近く要した。気がつくと床に倒れていたとクビトバはいう。「私はもちろん悲鳴を上げて、そこらじゅう血だらけでした」


その後、クビトバがお金を差し出すと、男は1万チェコ・コルナ(約440ドル)を手にして立ち去った。


ゾンドラ容疑者は無罪を主張。有罪になれば最長で12年の懲役刑が科されるが、判決がいつ下されるかは明らかではない。ゾンドラ容疑者は現在、別の罪で服役中だ。


クビトバは火曜日にはマスコミに何も語らなかったが、スポークスマンを通して、全てを過去のことにできて嬉しいとコメントした。


復帰は困難かもしれないとまで言われていたが、2017年の「全仏オープン」で復帰を果たしたクビトバ。2019年「全豪オープン」では、決勝で大坂なおみ(日本/日清食品)に敗れたものの準優勝を果たし、自身のチームに「本当に何もかもありがとう。一番言いたいのは、いつも一緒にいてくれて、ここまで復活できるかどうか分からなかった時期もずっと支えてくれて本当にありがとう」と試合後のセレモニーで感謝を述べた。


つらい時期を乗り越え、「全豪オープン」準優勝という見事な復活を果たしたクビトバ。今後の更なる活躍に期待したい。


(C)AP(テニスデイリー編集部)


※写真は「全豪オープン」でのクビトバ
(AP Photo/Mark Schiefelbein)

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