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オフコート

松岡修造さん「あんな大喜びして」。23年前の自身の歓喜について語る

1995年「ウィンブルドン」準々決勝での松岡修造さん(右)と当時世界2位のピート・サンプラス(左)

松岡修造さんが13日、NHKの朝の情報番組に生出演。自身が「ウィンブルドン」ベスト8進出した時のことや、錦織圭(日本/日清食品)についても語った。

11歳の錦織少年に初めて出会った時のことを「それはテニスは凄かったです、ほとんどテニスについては教える事はなかった。なぜなら、僕より上だったから。自分がテニスを教えたらぜったい彼が下手になると思った」「でもシャイで、自分の思いを伝える力が乏しかった」という。

「ウィンブルドン」での錦織についても話し「正直言って、優勝できました。今大会むちゃくちゃチャンスだった。僕は観てて悔しくて心臓がはちきれそうになりました、それは彼もそうだと思いますよ」「もっともっとタフになれ、圭」とエールを送っていた。

自身の現役時代の話題になると、1995年「ウィンブルドン」4回戦での対マイケル・ジョイス戦。その試合中のプレー、そして有名な"あの歓喜の瞬間"の映像が流される。勝利を目前にし、サービスに向かう前に声に出した「この一球は絶対無二の一球なり」。最後の一球を決め切りコートを駆け回って喜ぶ松岡さんの姿は、テニスファンならば忘れることのできない光景だろう。

松岡さんは「あんな大喜びしてどうすんだ」と笑いながら、「この一球は絶対無二の一球なり」という言葉について「ずっと心の中では言っている言葉だったが、マッチポイントが近づいて、あの時はあまりにも恐すぎて叫んじゃっていた」と振り返っていた。ジョイスに勝ち、握手をした後にコートに倒れ込んで喜んだシーンについては「実は尾てい骨を打っちゃって、そのまま病院に行ってMRIを撮った」そうだ。

この歓喜のシーンは錦織がベスト8進出を決めた現地時間9日に、「ウィンブルドン」公式twitterでも紹介され再び脚光を浴びている。

また、自身の主宰するジュニア選手育成プログラム「修造チャレンジ」の様子も放送され、「ブレークされても、心はブレークされるな」といったメンタル面の指導にも力を入れている松岡さん。一緒にジュニア指導をしていて、現役時代の松岡さんを見出した名伯楽ボブ・ブレッドは「子供たちを常に正しい方向に導こうとしている」と松岡さんの事を評していた。

番組では松岡さんが「全員修造!」と題して、大人にもできるポジティブ実践法を紹介。「苦しいときほど笑う」「イラっとしたら自分実況」「体幹造」といった3つのポイントを挙げ、朝から松岡さんらしさ全開で、熱く楽しく解説していた。

一方、視聴者への質問として「松岡修造はどこが熱いの?」と投げかけ、「家族からもウザいはあるかもしれないけれど、何が熱いのかサッパリ分からないです」と話していた。それに対し司会の博多大吉さんが「全部です」と返す一幕もあった。

松岡さんにとって、応援は生きがいだと言う。番組最後は「できる!ありがとう!」という熱い応援メッセージで締めくくった。そして、視聴者からは「朝から元気になりました」という声が多く寄せられていたようだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は1995年「ウィンブルドン」準々決勝での松岡修造さん(右)と当時世界2位のピート・サンプラス(左)
(Clive Brunskill/ALLSPORT)

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