
今回の東北地区大会で女子優勝に輝いた太田京佑監督率いる仙台育英学園高等学校の主将、下原茉莉佳(しもはらまりか)選手と、S1の千葉瑠子(ちばりこ)選手にインタビューを行った。
●主将 下原茉莉佳さんQ:優勝を飾った原動力は何でしたか?
「日頃からの練習の取り組みと、テニスに対する"情熱"何より仲間との強い"絆"です」
Q:チームの目指していることを教えて下さい。
「"逆転の仙台育英"をスローガンに一致団結し、試合では劣勢な状況でも最後まで強い気持ちをもって、諦めずに戦うことです」
Q:主将としてのチームを率いる上で、心がけていること。苦労していることなどありますか。
「7名という少ない部員ですが、主将として自分が中心となり、部員同士で助け合い、コミュニケーションを大切にチームワークの向上に努めるようにしています」
Q:今後の目標は何ですか。
「出場を決めていた、昨年度の全国選抜高校テニス大会は新型コロナウイルス感染拡大に伴い中止となり、前年で悔しい思いをしました。来春の全国選抜では日頃からお世話になっている方々への感謝の気持ちを忘れずに、一戦必勝で戦います。目標はベスト8以上です」
●S1 千葉瑠子さんQ:好きなプレースタイルは?
「アグレッシブベースランナーです」
Q:S1の選手として一番得意なショットは何ですか?
「回り込んでのフォアハンドです」
Q:S1の選手として一番力を入れていることは何ですか?
「日々練習し続けることです」
Q:S1としてチームにどのように貢献していきたいですか?
「S1として、1勝をあげることで、チームに勢いをもたらしたいです」
Q:あなたにとってテニスはどんな存在ですか?
「小学生からテニスを始め、今では生活の一部となっており、なくてはならないものです。また、継続し続ける大切さと諦めない心を教えてくれたかけがえのない存在でもあります」
●太田監督からの総評コメント
「コロナ禍の中で、東北選抜大会を開催できたことは、開催県である岩手県の先生方や補助員の生徒たち、多くの関係者の方々のご努力があったからだと思います。感謝しています。コロナウイルスの感染拡大の影響で例年通りの生活ができず、大会が中止になったり、出場できなかったこともあり、大会に出場できること、テニスができることは当たり前ではないと実感しました」
「昨年に引き続き、部員が7人しかおらず、一人も欠けることができないチームで東北選抜大会に臨みました。一人一人が選手としての自覚を持ち、日頃の練習に取り組んだ結果、優勝することができたのではないかと思います」
「今年は、7人しかいないからこそ、学年関係なく仲がいいチームです。そのチームワークを生かして全国大会でも勝ち抜いてもらいたいと思います」
仙台育英学園高等学校の女子テニス部の皆さん、優勝おめでとうございます。1人もかけることが出来ないチームだからこその強い団結力を感じました。これからもテニスに対する熱い情熱と、仲間との強い絆を武器に、目標に向けて頑張ってください!
全国選抜高校テニス大会 チーフアドバイザー 宮崎愛伎代
※写真は仙台育英学園高等学校の皆さん
(©全国選抜高校テニス大会実行委員会)