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「Uchiyama Cup」本戦5日目の試合結果

写真は「Uchiyama Cup」でのダブルス優勝した柚木武/楠原悠介(右)と準優勝の河内 一真/鈴木 昂(左)

現在、世界ランキング123位内山靖崇日本/積水化学工業)が地元、北海道で大会ディレクターをつとめる「Uchiyama Cup」が、JTT-1クラスとして初めての大会を開催している。大会5日目の結果は以下の通り。

【大会結果】


男子シングルス準決勝2試合/男子ダブルス決勝1試合


2021年9月11日(土)10:00〜 札幌市平岸庭球場


札幌市平岸庭球場 – Aコート 10:00〜


男子シングルス準決勝 白石 光 [4]−鈴木昂 6-2 3-6 6-3


男子シングルス準決勝 島袋 将 [1]−竹島駿朗[6] 6-7(4) 7-5 6-2


男子ダブルス決勝 柚木 武/楠原 悠介−河内 一真/鈴木 昂 6-2 6-3      


【試合】


『Uchiyama Cup』は本戦5日目を迎え、シングルス準決勝2試合と、ダブルス決勝1試合が行われた。


シングルス準決勝、第4シード白石光(早稲田大学)とノーシードから勝ち上がった鈴木昂(イカイ)との対戦は、立ち上がり確率の高いファーストサービスで堅実にプレーをした白石のペースに。第3、第7ゲームで鈴木のサービスをブレークし、第1セットは白石が6−2で奪取する。


第2セットは鈴木が白石のバック側に軌道の高いスピンボール、フラット、低く滑るスライス等、色々な球種を配球してきたことにより白石にミスが出始める。6−3で鈴木が取り、勝負はファイナルセットへ。


互いにブレーク合戦からスタートする中、先にリードしたのは鈴木だった。一時は3−1とリードとするが、白石の粘りとアグレッシブに攻める硬軟取り混ぜた展開に鈴木のミスが増え、3−3に戻されると、どちらに転ぶかわからない展開に。第8ゲームで鈴木のファーストサービスの確率が落ちたところを白石がブレークして5−3。白石が次のゲームをラブゲームキープし6−3で決勝進出を決めた。


第2試合、第1シードの島袋将(有沢製作所)、竹島駿朗(Team REC)との対戦は、パワーで押したい島袋と、それを打たせない竹島というある種噛み合った展開に。


第1セットは、一進一退の攻防からタイブレークで島袋が2本のダブルフォールトを犯し竹島が7−6(4)で先取する。


第2セットも竹島の緩いボールの配球と、強風でアグレッシブにいききれない島袋だったが、5−5の第11ゲームで、打ちにいってミスの出た竹島からブレークを奪うと、次のゲームをキープして7−5。第1試合に続き、この試合もファイナルセットへ突入した。


第3セットではセット奪取の流れから、第1ゲームで島袋がブレークを先行。第3ゲームも集中力の落ちた竹島のサービスゲームをブレークすると、そのまま6−2で決勝進出への扉を開いた。


ダブルス決勝は、経験の河内一真(フリー)/鈴木昂(イカイ)組、若さの柚木武(チームralosso)/楠原悠介(伊予銀行)組との対戦となった。連戦の疲れが見えた鈴木のサービスゲームを第1ゲームでブレークした柚木/楠原が勢いに乗り、6−2、6−3で優勝。190cm超えの長身から繰り出す柚木のパワーあるサービスと、楠原のテクニックが見事に噛み合い、サービスキープに一切の隙を見せることがなく、『Uchiyama Cup』初代王者に輝いた。


【コメント】


白石光鈴木昂と対戦し、ファイナルセットで勝利。決勝は島袋と対戦)
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「準々決勝の相手(竹内研人)に続き、準決勝も左利きの相手。相手のフォアが僕のバックになるので集められることが多いが、第1セットは振り切れて取ることができた。セカンドセットは鈴木選手が軌道の高い、ループ気味のボールを混ぜてきて僕のボールが浅くなったところをアタックして前に詰めるという戦略をしてきて嫌な流れになってしまった。


ファイナルセットは鈴木選手の入りが良く、打ちまくったボールが入ってきた。風が強かったので正直自分あまり打てず、厳しい状況にはなったが、1−3の15―30、3−3の0−40から自分のゲームをキープできたことが大きかった。ファイナルセットで相手がファイトして声を出して取りにきていることがわかっている中、元気で大人に負けていたらいけないな、と思い技術的にというより、気持ちで負けないような試合をしようと考えた。


(決勝の島袋とは)自分が高校3年、島袋さんが大学3年の時に全日本選手権で一度対戦し、1−6、6−7負けている。よく一緒に練習をしたり、同じ大会に出たりしていることもあるが、それ以来対戦したことがない。大学を出て海外を回っている選手なので、自分がどこまでできるか挑戦者の気持ちで戦いたい」


竹島駿朗島袋将にファイナルセットで敗退)
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「相手(島袋)は遅いボールを嫌がっていたので、バックに集めて相手のミスを引き出すプレーをした。第2セットではブレークポイントがあったにもかかわらず、それをリターンのミスなどで取りきれなかったのが、残念。最後は自力の差が出た形となってしまった」


島袋将(竹島駿郎にファイナルセットで勝利。決勝は白石光と)
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「コンディション的にも良くない部分もあったが、最終的に勝てたことを自信にしたい。強風ということと、2回戦くらいから(左)足首を痛めていて、今までどおりの試合はできない中、試行錯誤しながら、知恵を絞りに絞って戦った。それが勝ちにつながったのは大きいし、自分のテニスの幅においても役に立つと思う。第2セットでは竹島さんにブレークポイントを握られる場面もあったが、それをうまく我慢して切り抜けられたのが大きかった。


決勝は、(大学の)先輩としての意地や、プライドを見せたいし、その中でもしっかり相手をリスペクトして戦いたい。YouTubeでも多くの方が見てくださると思うので、いい決勝をお見せしたいと思っています」


柚木武/楠原悠介(ダブルス優勝)
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「大会が中止になっていく中、開催していただけて本当に良かった。楠原さんは一つ上の先輩ですが、いつも楽しくできるし、慣れもあるので戦いやすい。また機会があったらお願いしたい。シングルスはケガでリタイヤしてしまい、フィジカルの大切さを改めて感じているので、今後はトレーニングも頑張っていきたい」(柚木)


「自分たちはサービスキープが基本で、どこでブレークできるか、というところで苦しむので、今日の試合は最初のゲームでプレークできたのが大きかった。(柚木は)同じ法政大学出身で、学生時代も一般大会に一緒に出ていた。パワーがあるので安心感があり、JTA大会だといまだ無敗。その中でも賞金総額300万円の大会は初優勝なのでとてもうれしい」(楠原)


河内 一真/鈴木 昂(ダブルス準優勝)kawachisuzuki_210911_5.jpg
「試合するごとにペアとしての息は合ってきていたが、今日は相手の方がペアとしての完成度が高く、一枚上手(うわて)でなかなか崩せなかった。まだまだ練習が必要だと感じている。でも、JTTレベルで決勝進出は初めてだったので、これを自信に今後も頑張っていきたいと思います」(河内)


「ファーストセットで離されたぶん、そこで相手にプレッシャーがかからなかった。そうなるとどんどんショットが入ってくるので、最初からセカンドのような接戦に持ち込めれば、わからなかったと思う。自分はJTTの決勝は何度か進んでいるけれど、なかなか優勝ができないので、次は優勝したい」(鈴木)


【Uchiyama Cup大会要項】


■公認:公益財団法人日本テニス協会


■主催:内山靖崇


■運営:Uchiyama Cup 実行委員会


■協賛:積水化学工業株式会社、工新建設株式会社、株式会社ロイヤル・アーツ、株式会社COMP、株式会社エイチ・アイ・エス、合同会社トータルメディアファクトリー、株式会社ACE、
    ウインザー商事株式会社、ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ株式会社 他


■期日:予選9/5(日)〜9/6(月) 本戦9/7(火)〜9/12(日)


■会場:札幌市平岸庭球場(ハードコート:デコターフ)


〒062-0935 北海道札幌市豊平区平岸五条19丁目2−1


■種目:男⼦シングルス本戦32 ドロー 予選32ドロー


男⼦ダブルス本戦16 ドロー


■試合方法:


シングルス本戦 ベストオブ3タイブレークセットマッチ


シングルス予選 2タイブレークセットおよび 10 ポイントマッチタイブレーク方式


ダブルス本戦 ノーアド 2 タイブレークセット及び 10 ポイントマッチタイブレーク方式


■使用球:TecnifibreX-One(JTA 公認球)


ボールチェンジ 本戦:7/9(6球)、予選:7/9(4球)


■賞金総額:300万円


■カテゴリー:JTT–1 大会


(テニスデイリー編集部)


※写真は「Uchiyama Cup」ダブルス優勝した柚木武/楠原悠介(右)と準優勝の河内 一真/鈴木 昂(左)
(Photo by Yoshiteru Nagahama)

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