日本勝利でワールドグループ残留決定。マクラクラン勉/内山が代表戦初勝利で「日本チームはすごく強くなってる」[デビスカップ]

「デビスカップ」ボスニア・ヘルツェゴビナ戦でのマクラクラン勉(奥)/内山(手前)

男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」(日本・大阪/9月14~16日/ハードコート)ワールドグループ・プレーオフで、日本がボスニア・ヘルツェゴビナと対戦。第2日、第3試合ダブルスでマクラクラン勉(日本)/内山靖崇(日本/北日本物産)がトミスラブ・ブルキッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)/ネルマン・ファティッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)に6-2、6-4、6-4でストレート快勝。試合時間は1時間52分だった。

日本は前日のシングルス第1試合のダニエル太郎(日本/エイブル)、シングルス第2試合の西岡良仁(日本/ミキハウス)に続いて3連勝。ここまでの3試合で1セットも落とさず、見事ワールドグループ残留を決めた。

ダブルスに臨んだマクラクラン勉(日本)/内山靖崇(日本/北日本物産)は、2017年「楽天ジャパンオープン」の優勝ペア。日本男子ダブルスの顔だ。

試合前のインタビューで、マクラクラン勉は「内山選手と組む時は、いい相手に勝った事あるから楽しみにしてる。リラックスして良いプレーを出したい」と。内山は「勉はプレーに磨きがかかってるプラス自信を感じますし、僕自身も調子がいいので、勉のネットプレーとうまく噛み合わせたいです」と意気込みを話していた。

第1セット

試合はブルキッチ/ファティッチのサービスゲームから開始。両ペアともキープで迎えた第5ゲーム、マクラクラン勉が体勢を崩されながらもポイントを奪ってゆくと、内山の強打で先にブレークに成功した。マクラクラン勉/内山は非常に安定したサービスゲームを見せると、4-2で迎えたリターンゲームも内山の豪快なウィナーでラブゲームブレーク。そのまま第1セットを先取した。

第2セット

第2ゲーム、マクラクラン勉のダブルフォルトもあり0-40のピンチに。しかしそこからサービスエースなど4ポイント連取で挽回、その後計6回のデュースの末ここを凌いだ。するとピンチを切り抜けたマクラクラン勉/内山は、直後のリターンゲームをラブゲームでブレーク。相手ペアが調子を上げてくるもこの1ブレーク差を守り、最後はマクラクラン勉のサービスエースで第2セットも連取した。

第3セット

両ペアともキープで迎えた第7ゲーム、30-40とマクラクラン勉/内山のブレークチャンスで相手が痛恨のダブルフォルト。直後のサービスゲームでは逆に15-40のピンチを迎えたが、またもマクラクラン勉の快速サービスでピンチを切り抜けると、マクラクラン勉はガッツポーズ。これでゲームカウント5-3とし、試合をほぼ決定づけた。

マクラクラン勉/内山のサービング・フォー・ザ・マッチ。最後はマクラクラン勉が三球目ボレーを決めて、日本の勝利を掴んだ。

試合後のインタビューで、マクラクラン勉はこのペアで代表選初勝利した事について「はい、すごく嬉しいです」と笑顔を見せた。また内山は「ダブルスで今日決められたのは、来年に向けても大きな収穫だったと思います」と話した。

お互いについては、マクラクラン勉が「(内山には)ぜったいウィークネス(弱点)がないから」と言うと、内山は「勉に引っ張ってもらってる立場。勉を信じて、いいサービスを打つってことに専念できるので」と二人のいい関係性を見せた。

ファンに向けては内山が「いつも応援ありがとうございます。みなさんのサポートのおかげで力を発揮することができました。また来年ワールドグループで戦えることになるので、また来年も応援よろしくお願いします」と感謝を表すと、マクラクラン勉も「日本チームはすごく強くなってると思うから、これからいいフューチャー(成功の見込み)あると思います。応援よろしくお願いします」と力強いコメントをした。

「デビスカップ」は2019年から、1年をかけてトーナメントで優勝を争うこれまでのワールドグループのフォーマットを変更。11月に18ヶ国が参加する大会となり、1週間で優勝チームを決める新方式で行われる。プレーオフで勝利した日本は、2019年11月の大会を目指して、2019年2月の予選ラウンドに進むことになる。

見事ワールドグループ残留を決めてくれた日本代表チーム。2019年も新フォーマットのもと、更なる勝ち上がりを期待したい。

なお日本の勝利は既に決まったが、16日の第3日、第4試合シングルスと第5試合シングルスが予定されている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「デビスカップ」ボスニア・ヘルツェゴビナ戦でのマクラクラン勉(奥)/内山(手前)
(Photo by Kiyoshi Ota/Getty Images)

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