マイページ

アイテム

綿貫陽介がアシックススポーツ工学研究所を訪問。シューズの研究開発に協力

アシックススポーツ工学研究所

綿貫陽介(日本/日清食品)が3月某日に兵庫県の神戸市にあるアシックススポーツ工学研究所を訪れ、自身の足形を計測したり、実際にシューズを履いて動きを計測したりと、シューズの研究開発に協力した。

この日、アシックスのスポーツ工学研究所を初めて訪れた綿貫は、研究所内にあるテニスコートやさまざまな気象条件を再現できる実験施設などを見学。


そして今日のメインである足形の計測へ。綿貫の足を3Dスキャンした後、定規を使ってさらに細かく各部分の長さを計測。ベッドで横になって計測してもらっている綿貫は「こんな大勢の前で寝てるのは恥ずかしい」と笑いながらも所員のリクエストに応えて足の角度を変えながらの計測を行っていく。そして最後に石膏を使ってインソールを作るための型を取った。石膏でできた自らの足型を見て感想を求められた綿貫は「他の人との違いが分からないからなんとも」と笑いながら答えた。


IMG_9535.jpg


続いてはシューズを履いての動作計測。ここではマーカーを付けたシューズを履いていろいろな動きをし、それをカメラで捉えて身体の動きや、シューズの変形具合を確かめるというもの。シューズ以外にも膝や腰にもマーカーを付け、下半身全体の動きを計測する。


研究所員の石川達也さんによると「選手の動きから、シューズやその部材がどう変化している、そのときにどの程度力がかかっている、というのが分かる」とのこと。ここで得られたデータを活かしてシューズの構造など、形を作り上げていく作業に入るそうだ。


世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)もアシックスのシューズを使用しており、ジョコビッチはオリジナルのマークを入れているという話になると「僕は寅年なので、トラのマークを入れて欲しいですね」と笑いながら語っていた。


IMG_9596.jpg


そして何十台ものカメラに囲まれた状態で動きの計測が始まった。所員からの動きのリクエストに応えて様々な動きを見せる綿貫。走り込んでから方向を変える動きでは「いつも通りってどうやってたっけ?」と戸惑う場面も。踏み込む位置を調整しながら何度もダッシュを繰り返すと、シューズを変えたり、ラケットを実際に持ったりしてさらに同じ動きを繰り返した。


綿貫はゆるめのシューズがあまり好きではないようで「自分の足が細いのか、どのシューズでもぎゅっと締めて履きたい」「僕は合わないシューズが今まですごく多かったんですが、これは最初から履きやすかったです。一番重いモデルでしっかりしているけど、その重さも全然感じないですし、耐久性もすごくあるので、海外へ行くことを考えるといいですね」と好みや感想を伝えながら、いくつものシューズを履き、計測を行った。


IMG_9720.jpg


その後も屋外のコートに移動して様々な動きに取り組んだ綿貫は、この動きのときにはこうあって欲しい、でもここはこうして欲しい、などと細かい希望を伝えながら、所員からも足の構造や動きについてレクチャーをしてもらい、約2時間にわたって新しいシューズ作りのための計測を終えた。


石川さんによると「動作を把握するという作業からだいたい1年半後くらいに店頭に並ぶという感じですね」とのことで、ここからさらに多くの改善・改良、テストを行うようだ。


今年の4月で21歳になる綿貫はジュニアランクで最高2位を記録し、2016年にプロに転向。2017年末には世界ランキング350位台だったが、3月18日付のランキングでは自身最高位となる171位を記録している。現在は下部大会を中心にATPツアーにも予選から参加している綿貫。新しいシューズとともに世界の大舞台で活躍することを期待したい。


(テニスデイリー編集部)


※写真はアシックススポーツ工学研究所

アイテムの関連記事

PAGE TOP
menu