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ウィンブルドン2度優勝のマレー、新スケジュールに抗議

「ウィンブルドン」で練習中のマレー

世界で最も権威あるテニス大会とされる「ウィンブルドン」は、来年から試合のスケジュールを変更することが決定している。6月27日より開幕する2022年大会では、歴史上初めて1週目と2週目の間の日曜日に試合が予定される。先日、主催者から来年の大会の暫定スケジュールが発表された。米テニスメディアTennis.comなど複数メディアが伝えている。

過去134回行われた「ウィンブルドン」では、雨によるスケジュール調整が必要でない限り、1週目と2週目の間の日曜日に試合が開催されることはなかった。この日は“ミドルサンデー”と呼ばれ、芝を休めるための日とされていた。翌日の月曜日は“マニックマンデー”と称され(マニックは大忙しの意)、男子シングルスと女子シングルス4回戦の16試合全てが行われるのが慣例だった。これまでスケジュールの都合上ミドルサンデーに試合が行われたのはたったの4度と、休養の日曜日という伝統はかなり厳格に守られてきた。


「ウィンブルドン」は、旧ミドルサンデーを含めた14日間の大会となり、他のグランドスラム大会と同様のスケジュール進行へと変更される。具体的には、2週目の月曜日にまとめて行われていた男女シングルス4回戦が、日曜日と月曜日の2日間に分けて行われる。続く火曜日と水曜日には、男女シングルス準々決勝を2日間に分けて行う。男女シングルスの準決勝、決勝のスケジュールに変更はない。代わりに、ダブルスのスケジュールに多少の変更が加えられる。これまで、女子ダブルスと男子ダブルスの決勝は最終日前日(13日目)に、混合ダブルスの決勝は最終日(14日目)に行われていた。新スケジュールでは、混合ダブルスの決勝は11日目に、そして女子ダブルスの決勝は14日目に移された。混合ダブルスは出場枠を減らしたため、決勝が3日も早まった形だ。


この混合ダブルスの日程を巡って一部選手から反発の声が上がっている。グランドスラム3勝を誇るアンディ・マレー(イギリス)は、主催者に向けて混合ダブルス決勝の日程を再考するよう呼びかけた。


元世界ランキング1位のマレーは、2019年の「ウィンブルドン」で元世界女王セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と豪華なペアを組み、話題を呼んだこともある。混合ダブルスはグランドスラムでしか行われておらず、決勝をもっと後の日程に開催することでより多くのトップ選手の出場を促し、観客の楽しみも増えるとマレーは考えている。


「混合ダブルスの出場枠を減らすという変更には賛成さ。でも、こんなに早く決勝を行うのには反対だ」とマレーはTwitterに投稿。


「出場枠の減少を考えれば、出場申し込みを遅くすることができる。そうすればより多くのトップ選手が混合ダブルスに参戦してくれるんじゃないかな」


「ウィンブルドン」主催者がマレーの呼びかけに応じるのかは不明だが、マレーやセレナなどの男女の人気選手が共にプレーする姿を見たいと思うファンは多いだろう。来年の大会では、パンデミックによる入場制限などは大幅に緩和される見込みで、「ウィンブルドン」名物の当日券を購入するための行列も復活する予定だ。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ウィンブルドン」で練習中のマレー
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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