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ジョコビッチのGS優勝20回をフェデラー、ナダルも祝福[ウィンブルドン]

「ウィンブルドン」でのジョコビッチ

現地7月11日に「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月28日~7月11日/グラスコート)最終日が行われ、男子シングルスでは第1シードノバク・ジョコビッチ(セルビア)が大会3連覇、6度目の優勝を果たした。ATP公式サイトなどが報じている。

ジョコビッチは、これが初のグランドスラム決勝進出となる第7シードマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)と対戦。序盤は二人とも緊張からか動きが硬く、ダブルフォルトやミスショットが目に付いたが、第1セット後半あたりから徐々に普段のプレーを見せられるようになる。第1セットはベレッティーニがタイブレークの末に取ったが、ジョコビッチは勝負どころでギアを上げて、第10シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)を下した準決勝のように効率的なプレーを披露。6-7(4)、6-4、6-4、6-3の逆転勝利を飾った。


「決勝は単なる1試合じゃなかった。ウィンブルドンで優勝することは幼い頃から僕にとって最大の夢だった。7歳の頃、僕はセルビアにある自分の部屋で手作りの“ウィンブルドン”のトロフィーを掲げていたんだ。それが今はここで6度目の優勝を果たせたなんて、信じられない」


グランドスラム最多優勝記録(20回)でロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)と並んで歴代1位タイとなったことについては、「これで僕たち3人の誰もプレーを止めたりしないだろうね。このスポーツにとってレジェンドであるロジャーとラファのことを尊敬しているよ。彼らのおかげで現在の僕のキャリアがあり、僕は今のような選手になることができたんだ。初めて世界のトップ10以内に入ってから3、4年の間は、彼らとのビッグマッチでほとんど負けていた。でも、2010年の終わりと2011年の初めに何かが変わり、ここ10年間は素晴らしい日々を送れている。このまま続けていくつもりだよ」


同一シーズンに「全豪オープン」「全仏オープン」「ウィンブルドン」の男子シングルスを制したのはジョコビッチで5人目。過去の4人は1933年のジャック・クロフォード(オーストラリア)、1938年のドン・バッジ(アメリカ)、1956年のルー・ホード(オーストラリア)、1962年と1969年のロッド・レーバー(オーストラリア)で、そのうち年間グランドスラムを達成したのはバッジとレーバーの2人だけだ。ジョコビッチは偉大な先人たちに名を連ねるチャンスについて「もちろんそのことは思い描いているし、チャンスに賭けてみるよ。身体の調子はいいし、グランドスラムでいいプレーができているから、このまま進んでいきたいね」と意欲的だ。


そんなジョコビッチの快挙を、フェデラー、ナダルをはじめとしたテニス仲間も称賛。フェデラーは「ノバク、20回目のグランドスラム優勝おめでとう。テニス王者たちがいる特別な時代を生きることができて光栄だよ。見事なパフォーマンスだった。素晴らしいね!」とツイート。ナダルは「ノバク、偉業達成おめでとう。20回グランドスラムで優勝という大きな出来事を、僕たち3人がともに達成しているなんて凄いことだね。素晴らしいよ。あらためて、君と君のチームにお祝いを言うよ」と綴っている。彼らのほかにも、レーバー、パトリック・マッケンロー(アメリカ)、ビリー・ジーン・キング(アメリカ)、シモナ・ハレプ(ルーマニア)、そして英国王室メンバーなどが祝辞を寄せている。


準優勝に終わったベレッティーニは「ノバクが上だったね。彼は偉大なチャンピオンだよ。テニスの歴史に名を残していて、称賛に値する。僕としては、これが最後のグランドスラム決勝にならないことを祈りたいね。この数週間、こことロンドン大会でいい試合ができたことを誇りに思うよ」とコメント。


「僕のレベルは上がっている。正しい道を進んでいると思うよ。ノバクの方が上だったけど、僕も迫っていた。トップ選手と対戦する度に、その差を縮めることができているよ」


そのほかには、混合ダブルス決勝で第7シードのニール・スクプスキー(イギリス)/デザレー・クラブチェク(アメリカ)ペアが、ジョー・ソールズベリー(イギリス)/ハリエット・ダート(イギリス)を6-2、7-6(1)で破って優勝。クラブチェクは「全仏オープン」でも優勝しており、その時に組んだ相手はソールズベリーだった。


車いすの部では、ヨアキム・ジェラード(ベルギー)が男子シングルス優勝。男子ダブルス決勝で負けたゴードン・リード(イギリス)を6-2、7-6(2)で下し、雪辱を果たした。女子シングルスの優勝者は第1シードのディーダ・デ グロート(オランダ)。クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)を6-2、6-2で退けている。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ウィンブルドン」でのジョコビッチ
(Photo by Karwai Tang/WireImage)

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