マイページ

ウィンブルドン

世界女王バーティ「ウィンブルドン」初戴冠。上地が女子ダブルス優勝

「ウィンブルドン」での上地(右)とワイリー(左)

現地7月10日に「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月28日~7月11日/グラスコート)12日目が行われ、女子シングルスをはじめ、次々と優勝者が決まっている。「ウィンブルドン」大会公式サイトなどが報じた。

第1シードアシュリー・バーティ(オーストラリア)と第8シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が対戦した女子シングルス決勝。バーティが6-3、6-7(4)、6-3とフルセットの末に勝利し、初の「ウィンブルドン」優勝を果たした。バーティは試合開始直後から4ゲームを連取して第1セットを先取すると、続く第2セットでもリードを奪い、第12ゲームでサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップを迎えながらも追いつかれ、タイブレークの末に落としてセットカウント1-1と追いつかれる。しかし第3セット序盤にプリスコバのミスを突いてサーブを破り、そのリードを守り切って優勝を手にした。


優勝を決めた後、コート上で涙を流したバーティは「オーストラリアにはスポーツで大きな成功を収めてきたから、私もその歴史の一部になることを夢見てきたの。ここで成功を収めることは私にとって最大の夢だった。イボンヌ(・グーラゴング)がここで初優勝してから50年目に達成できるなんて信じられない」と、オーストラリア人女子として同国のグーラゴング以来の「ウィンブルドン」優勝を喜んでいる。


敗れたプリスコバは「複雑な気分よ。もちろん私の夢はグランドスラム優勝で変わらないわ。“ウィンブルドン”はこれまで私にとって一番好きな場所ではなかったけど、今大会でその気持ちは変わったの。今日、そしてここ数日の雰囲気は最高だった」と振り返った。


シード同士の対戦となった男子ダブルス決勝では、第1シードのニコラ・メクティッチ(クロアチア)/マテ・パビッチ(クロアチア)ペアが第4シードのマルセル・グラノイェルス(スペイン)/ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)ペアを6-4、7-6(5)、2-6、7-5と4セットで破った。メクティッチとパビッチはペアとして初めて臨んだグランドスラム決勝で掴んだ念願のタイトルであるだけでなく、クロアチアにとっても男子ダブルスでは初の栄冠。「ウィンブルドン」においては、2001年の男子シングルス(ゴラン・イバニセビッチ)、2019年の混合ダブルス(イバン・ドディグ)以来、3つ目のタイトルとなった。


女子ダブルスでは、準決勝で第5シードの青山修子(日本/近藤乳業)/柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)ペアを下していた第3シードのシェイ・スーウェイ(台湾)/エリース・メルテンス(ベルギー)ペアが、その勢いのまま優勝。決勝では第1セットを落として相手に2度マッチポイントを握られたものの、最終的に3-6、7-5、9-7と逆転勝利を収めている。


車いすの部の男子ダブルスでは、準決勝で国枝慎吾(日本/ユニクロ)のペアを下していた第1シードのアルフィー・ヒュウェット(イギリス)/ゴードン・リード(イギリス)ペアが、トム・エグブリンク(オランダ)/ヨアキム・ジェラード(ベルギー)ペアに7-5、6-2とストレート勝ちで、2大会ぶり4度目の「ウィンブルドン」制覇を達成。


日本勢では、車いすの部で上地結衣(日本/三井住友銀行)が、ジョーダン・ワイリー(イギリス)と組んで第2シードとして臨んだ女子ダブルス決勝で、クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)/ルーシー・シューカー(イギリス)ペアを6-0、7-6(0)で破って優勝。上地にとっては「ウィンブルドン」で2大会ぶり6度目のダブルス優勝となった。ジュニアの磯村志は、Samir Banerjee(アメリカ)とのペアで男子ダブルス準決勝に進出していたが、ストレート負けで決勝進出とはならなかった。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ウィンブルドン」での上地(右)とワイリー(左)
(Photo by Mike Hewitt/Getty Images)

【ウィンブルドン現地コラム 更新中!】


コロナ禍のウィンブルドンのリアル情報を 現地の写真満載でお届けします。
現地在住ライター、テニスライター内田暁がレポート!

記事はこちら>>>

ウィンブルドンの関連記事

PAGE TOP
menu