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ウィンブルドン

「ウィンブルドン」の欠場者続出、前回覇者も危うい?

「ウィンブルドン」のロゴ

世界ランキング15位のダビド・ゴファン(ベルギー)と、2016年大会のファイナリストである世界22位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月28日~7月11日/グラスコート)を欠場することが明らかになった。伊ニュースサイト UBI Tennisが報じている。

ゴファンは、「ATP500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月14日~6月20日/グラスコート)の1回戦で世界94位のコランタン・ムーテ(フランス)と対戦した時に芝で足を滑らせて右足首を負傷し、試合を棄権している。代理人は、ゴファンの健康状態について、どのくらいの期間ツアーを離脱するかはわからないと話している。


「ハレで足首を痛めたダビドは“ウィンブルドン”への出場を正式に辞退しました。現時点では、どれくらいで復帰できるか、はっきりしたことはわかりません。怪我をするまではグラスコートで順調に回復していたとあって、グランドスラム大会を欠場しなければならないことに当然彼は落胆しています」


代理人はさらに、ゴファンの怪我は捻挫よりも深刻であり、検査を続けることを明かしている。「靭帯が何らかの形で影響を受けていると思われます。今後また検査をして、治療方針を固めたいと考えています。“ウィンブルドン”の後に控える“東京オリンピック”が彼の次の目標です」


ゴファンがコート上で不運な怪我に見舞われるのはこれが初めてではない。2018年の「ATP500 ロッテルダム」では、はね返ってきたテニスボールで目を負傷し、その後しばらくコートから遠ざかる羽目になった。現在30歳のゴファンは今シーズン、2月の「ATP250 モンペリエ」で優勝して通算5つ目のタイトルを獲得。さらに「ATP250 アンタルヤ」で準決勝、「ATP1000 モンテカルロ」では準々決勝に進出した。しかし、最近はなかなか勝てておらず、初戦で姿を消すのは「ATP500 ハレ」で3大会連続。シーズンここまでの成績は14勝13敗と、苦しい時期が続いている。


一方、2016年の「ウィンブルドン」決勝で元世界1位のアンディ・マレー(イギリス)と戦ったラオニッチも、痛めたふくらはぎからの復帰が間に合わないため、今大会を欠場する旨をSNS上で報告した。2016年の準優勝のほか、2014年にはベスト4、2017年と2018年にはベスト8と、「ウィンブルドン」と相性のいいラオニッチ。だが今年は3月の「ATP1000 マイアミ」を最後に大会から遠ざかっており、「全仏オープン」も欠場していた。


そんな中、「ウィンブルドン」ディフェンディングチャンピオンであるランキング3位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)にも不穏な空気が漂っている。左ふくらはぎの筋肉断裂により「全仏オープン」を欠場したハレプは、「ウィンブルドン」の前哨戦となる「WTA250 バッドホンブルク」(ドイツ・バッドホンブルク/6月20日~6月26日/グラスコート)で復帰すると明かしていたが、のちに準備が整っていないという理由で出場を取り止め。「ウィンブルドン」に向けて身体のケアに集中しているとTwitterにビデオメッセージを投稿しているが、当初の予定よりも復帰が長引いているのが気がかりだ。


すでにラファエル・ナダル(スペイン)と大坂なおみ(日本/日清食品)、スタン・ワウリンカ(スイス)も「ウィンブルドン」を欠場すると発表している。今年は後ろ倒しになった「全仏オープン」との間隔が短い上に「東京オリンピック」も控えているため、欠場者が例年よりも多くなるかもしれない。2年ぶりに開催される大会の欠場者がこれ以上増えないことを願うばかりだ。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ウィンブルドン」のロゴ
(Photo by Visionhaus/Getty Images)

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