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ウィンブルドン

「ウィンブルドン」の指定ホテル、シード選手はスイートルームに

2019年「ウィンブルドン」でのフェデラー

今年の「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月28日~7月11日/グラスコート)の開催期間中、選手たちは新型コロナウイルスへの対策として指定されたホテルにしか滞在できない。関連する最新の情報を英ニュースサイトDaily Mail Onlineが報じている。

選手たちは例年、「ウィンブルドン」の会場であるオールイングランド・クラブ近くにそれぞれが滞在場所を確保する。トップ選手ともなれば一軒家を丸ごと借りて家族やチームと共に2週間を過ごす。例外と言えば、会場近辺に住むアンディ・マレー(イギリス)くらいだろうか。だが、今年はそんなマレーでさえ、イギリス政府の指示に基づき、会場まで往復1時間半かかるウエストミンスター近郊のホテルに滞在しなければならない。


ロンドンの観光名所を一望できる巨大なパークプラザホテルにある63室のスイートルームは、すでにシングルスのシード選手用に確保されている。さらに、他の大会とは異なり、選手は子どもと2人のチームメンバーを同行させることができる。これはロジャー・フェデラー(スイス)やセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)といった子どものいるトップ選手には朗報だ。とりわけ、愛娘のオリンピアちゃんと離れるなら「東京オリンピック」には参加しないかもしれないと話しているセレナは、知らせを受けて喜んでいることだろう。


一方でランキングの低い選手には一般の部屋が提供されるという。これは2月の「全豪オープン」でも見られた待遇で、より厳しい隔離措置を強いられた下位の選手からは苦情が出ていた。そもそもイギリスでは本戦が始まる1週間前の6月21日に、新型コロナウイルスに係るすべての規制が解除される。それにもかかわらず、指定の宿泊施設以外での滞在が許されないという点に疑問を抱く者はいないのだろうか。


「全仏オープン」(フランス・パリ/5月30日~6月13日/クレーコート)でも格差が生じている。アンディ・マレー(イギリス)の兄であり、世界1位にも輝いたことがあるダブルスのスペシャリストであるジェイミー・マレー(イギリス)は、ダブルスの選手に与えられたホテルを「まるでトイレのようだ」と痛烈に批判した。


グランドスラムが開催されるのは選手にとってもファンにとっても嬉しい限りだ。しかしながら、そのしわ寄せを一部の選手だけが被っている現実にはまだまだ改善の余地がある。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2019年「ウィンブルドン」でのフェデラー
(Photo by Matthias Hangst/Getty Images)

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