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ウィンブルドン

ナダル17歳の鮮烈な「ウィンブルドン」デビュー

写真は2003年「ウィンブルドン」でのナダル

2003年初頭、同世代の選手たちがジュニアのシーズンに向けて準備をする中、16歳だったラファエル・ナダル(スペイン)にはもっと大事な仕事があった。当時の彼は、「ハンブルク・チャレンジャー」で決勝に進出して世界ランキング200位内に食い込み、男子テニスの頂点へと続く驚くべき旅路に足を踏み出したばかりだった。当時のことをTennis World USAが振り返っている。

この類まれな十代の若者は、2003年シーズン初めの3ヶ月間に出場したチャレンジャー大会で19勝を挙げてランキング150位内に入り、モンテカルロ、バルセロナ、ハンブルクでのツアー大会でも5勝して、テニスファンにその存在を知らしめた。


肘の怪我により「全仏オープン」出場を見送らなければならなかったナダルだが、17歳を迎えた直後に開催された「ウィンブルドン」では、再び最高の状態でプレーできる状態にあった。2001年からプロ大会に出場していたため、ナダルはジュニア大会には2つしか出場していない。そのうち1つは2002年の「ウィンブルドン」ジュニア部門で、この時は準決勝まで進出してLamine Ouahab(モロッコ)にストレートで敗れた。


その12ヶ月後、ナダルは芝コートでのプロデビューを果たすこととなる。6月23日、マリオ・アンチッチ(クロアチア)を相手にオール・イングランド・クラブの神聖なコートでの初試合に臨んだ。


ナダルは3時間4分の末にアンチッチを6-3、6-4、4-6、6-4で退け、オープン化以降に「ウィンブルドン」で勝利を挙げた選手としてボリス・ベッカー(ドイツ)とマッツ・ビランデル(スウェーデン)に次いで史上3番目に若い選手となった。


ナダルのサービスエースはわずか2本しかなかったが、1年前にロジャー・フェデラー(スイス)を倒した選手相手に何をしなければいけないかは分かっていた。ファーストサーブの75%を入れ、リターンポイントの42%を獲得し、16度掴んだブレークポイントのうち5度でブレークを果たした。アンチッチも14度のブレークチャンスを作ったが3度しかブレークを果たせず、ナダルを2回戦に送り出すこととなった。


2回戦でナダルは無名のLee Childs(イギリス)と対戦。わずか2時間ほどで6-2、6-4、6-3のストレート勝利を挙げ、1985年のボリス・ベッカー以来最も若い「ウィンブルドン」3回戦進出者となったのだ。ここでもナダルはリターンゲームを支配し、44%のポイントを獲得。ブレークポイントは4度しか与えず、実際にブレークされたのは2度だけ。そして自身は6度のブレークを果たし、ベスト32に残った。


3回戦で対戦した当時世界11位のパラドーン・スリチャパン(タイ)は強すぎた。2時間もかからずに4-6、4-6、2-6で倒され、ナダルの夢のような快進劇は終止符を打たれた。ナダルはブレークを2つ奪ったが、自身は15度のブレークポイントから6度のブレークを果たされ、ベスト16進出を逃した。


その後も、ナダルはシーズンを通して好調の波に乗っていた。わずか17歳にしてシーズン末のランキングでは50位内に入り、2004年シーズンに向けてさらに高い目標を射程距離に捉えていったのだ。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2003年「ウィンブルドン」でのナダル
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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