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ウィンブルドン

「ウィンブルドン」のキッチンが毎日200食を無料提供

写真は2009年「ウィンブルドン」名物のイチゴ

今夏、「ウィンブルドン」のキッチンは、ロジャー・フェデラー(スイス)やセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)のために食事を作ることはできない。だが、あの有名なストロベリー・アンド・クリームも無駄にはされなかった。オールイングランド・ローンテニスクラブは、毎日約200食をコロナ禍で困窮しているロンドンの人々に無料で提供しているのだ。英The Sun紙が伝えている。

2020年の「ウィンブルドン」は、新型コロナウイルスの影響で75年ぶりに中止された。選手が怒りでボールを打ちつけるシーンも見られないし、感動的な試合をセンターコートで見ることもない。


「ウィンブルドン」のエグゼクティブ・シェフは、例年ならば2週間の大会中320人のチームを率いて数千人の観客のために食事と飲み物を用意している。今年は大会は開催されないが、キッチンは週に5日、1日8時間稼働。ハイスペックな、すぐに食べられるお弁当スタイルの食事を作り、市内の各所に配達している。


今週のメニューの一つは、茄子のスパイス風味、ライスヌードル、スイートチリとライムとコリアンダーのサラダだった。その他にはスモーク・マカロニチーズ、ベジタブルラザニア、照り焼きサーモンなどの美味しそうなスペシャルメニューがある。


シェフは、「我々の料理は、ここで調理しています。そしてそれをCity Harvestという団体が、各地のフードバンクやチャリティーへ届けます。一部は“ウィンブルドン”で出されるはずだったメニューです。大会は中止になりましたが、それでも地元の人たちが、こうして大会の雰囲気を味わってくれるのは嬉しいことです」と語っている。


「すべてのメニューは、6月の終わりにここで出すはずだった料理が元になっています。高品質で、新鮮で、最高のコンディションでお届けしています。オールドイングランド・ローンテニスクラブは、今年中これを続ける予定です。我々のチームは、人々のために働いていることを誇りに思っています」


チャリティー団体City Harvestは、ロックダウンが始まってから6週間の間にボランティアの人々と13台のバンを使って100万食を供給したそうだ。


団体の代表は語る。「私たちの手元には、300のチャリティー団体のリストがあります。ホームレスにならざるを得なかった人々、自己隔離中の人々、子供たちのクラブ、ホステル、回復を待つ施設の人々。食べるのに困っている人がいたら、喜んで食事を提供します。例えばパートタイムの仕事しかなく、子供を食べさせるのに苦労しているシングルマザーなどにも」


「現在、失業率は最悪の状態で、さらに食べられない人が増えていくことでしょう。“ウィンブルドン”がキッチンを開放して、助けを必要としている人々のためにこのように食事を提供してくれるのは、素晴らしいことです」


191,930食分のイチゴはどうなっただろう。イベントの中止が決まる前にすでにフェデラーとセレナのためにもオーダーされていたイチゴだ。こちらも試合終了ではなかった。


ほとんどは、アフタヌーンティーの際に食される濃厚なウィンブルドン・ストロベリージャムに姿を変えるそうだ。大会はなくなったが、この施設を使う人々を満足させることだろう。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2009年「ウィンブルドン」名物のイチゴ
(Photo by ben radford/Corbis via Getty Images)

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