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ウィンブルドン

罰金制裁への異議申し立てが却下。トミックは「ふざけている」と法的手段を続ける構え

「ウィンブルドン」でのトミック

7月上旬に行われた「ウィンブルドン」で、「プロテニス選手として求められる基準」を満たさず、いわゆる無気力プレーを行ったとして、4.5万ポンド(約600万円)の罰金を科されたバーナード・トミック(オーストラリア)。トミックはこれについて異議申し立てを行っていたが、却下されたことを米スポーツ専門局のESPNや、UBITENNISが報じている。

男子シングルス1回戦でジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)と対戦したトミックは、2‐6、1‐6、4‐6で敗れた。スコア上でも完敗だったが、試合時間は3セット合計で58分と驚異的に短いもので、これに対し1回戦出場による賞金と同額の罰金制裁を受けた。


ただトミックはこれに体調不良だったと異議を唱えており、対戦相手だったツォンガも「この制裁はまるで自分のプレーが勝利に値しないかのようだ」「彼はトップ100にいる。勝つのは簡単ではない」と語っていた。


しかしグランドスラム委員会側は「過去のグランドスラムにおける不適切な振る舞いの数々を見返した上で、この処罰を変更する正当な理由は見当たらない」として、異議を却下した。


妥協案として、この先グランドスラム8大会で何も問題を起こさなければ罰金の25%を払い戻すという案もあったが、トミックは「ふざけている」として法的手段を続ける構えのようだ。


オーストラリアの地元紙・ヘラルドサンによると、トミックは「2年先になって25%を取り戻したいわけではない。金が欲しいのではない。何が正しいかが問題なのだ」「試合後に彼らには『体調がすぐれなかった』と伝えてあった」と語っている。


またすでに法的アドバイスを受けており「取り返した賞金はすべて、オーストラリアの子供たちのための慈善事業へ寄付する」つもりだという。


トミックは以前にも「ウィンブルドン」でスポーツマンシップに欠ける言動で罰金を科され、ラケットスポンサーから契約を打ち切られたことがある。さらに別の大会ではラケットを逆さまに持ち、試合を捨てたような振る舞いをしたことで、オーストラリア五輪委員会に注意を受けたこともあるなど、これまで様々な問題を起こしていた。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ウィンブルドン」でのトミック
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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