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ウィンブルドン

無気力プレーへの罰金制裁に、対戦相手のツォンガやジョコビッチも異論。「まるで自分のプレーが勝利に値しないかのよう」「フェアじゃない」

「ウィンブルドン」でのツォンガ

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月1日~男子14日・女子13日/芝コート)の男子シングルス1回戦で敗退した世界96位のバーナード・トミック(オーストラリア)は、「プロテニス選手として求められる基準」を満たさず、いわゆる無気力プレーを行ったとして、4.5万ポンド(約600万円)の罰金を科された。ただ、その対戦相手だったジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)やノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、この制裁に異論を唱えている。

大会2日目にツォンガと対戦したトミックは、2‐6、1‐6、4‐6で敗れた。スコア上でも完敗だったが、試合時間は3セット合計で58分と驚異的に短いものだった。


今回科された罰金額は、1回戦敗退で得る賞金と同額となる。しかしツォンガはこれは自分に対して失礼だと感じており、記者会見で「この制裁はまるで自分のプレーが勝利に値しないかのようだ」「彼が本気でプレーしなかったから、コートに立っているだけで私が勝ったと言っているように思える」と話している。


さらに「彼はトップ100にいる。勝つのは簡単ではない」「3セット目、彼はタイトにプレーした。私も勝つために上手くプレーした」と語った。


またATP選手協議会の会長であるジョコビッチも、記者会見でこの制裁について話をしている。試合を観ておらず、確かにトミックは過去にあまり努力をせずに試合に臨んだことがあると前置きした上で、「ここ数日自分でも少し調べてみましたが、彼の賞金全額を取り上げるのはフェアだとは思いません」と異論を唱えている。


「トミックはツォンガと対戦しましたが、ツォンガは芝コートに強い選手です。様々な要因がその試合にはあったと思います。賞金全額を取り上げるのが100%適切かどうかと聞かれると、今この時点ではそうは思いません」


トミックは以前にも「ウィンブルドン」でスポーツマンシップに欠ける言動で罰金を科され、ラケットスポンサーから契約を打ち切られたことがある。さらに別の大会ではラケットを逆さまに持ち、試合を捨てたような振る舞いをしたことで、オーストラリア五輪委員会に注意を受けたこともあるなど、これまで様々な問題を起こしていた。


この制裁が適切なものであるかどうか、しばらく物議を醸しそうだ。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ウィンブルドン」でのツォンガ
(Photo by Rob Newell - CameraSport via Getty Images)

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