ウィンブルドン

準優勝のセレナ「みんなにもできるって心から思っている」。すべてのママに伝えたい想い[ウィンブルドン]

「ウィンブルドン」決勝でのセレナ(左)とケルバー(右)

「私は『あなたは自分がなりたいどんなものにでもなれる』って伝える存在に過ぎない」。9月に37歳の誕生日を迎えるセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)は"芝の聖地"で、世の多くのママにその事を示し勇気を与えたことだろう。

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)女子シングルス準優勝を果たしたセレナ。2017年1月に行われた「全豪オープン」以降から今年の3月まで、妊娠と出産でツアーを離脱していた後での見事なカムバックだった。

WTA公式サイトによると「トレーニングをしてグランドスラムに備える時間を取った。私は間違いなくこれからもプレーを続けて、自分のテニスに磨きをかけて、努力し続ける」と彼女は語った。

「この道を進み続けて、やり続けるだけでいい...今後やりたいことは、私がしたいのは、努力してやり遂げること。この2週間は私にとって、本当に精神的な戦いだった。私はいくつもの試合に勝った。文字通り毎試合、本当に精神的に戦っていた。プレーしたどの試合でもベストを尽くした」

ただ、セレナにとって、「ウィンブルドン」決勝までの道のりは、平坦ではなかった。2017年の9月には出産。さらに、複数回の手術と重大な合併症にも苦しんだ。一時は郵便受けまで行くことも困難だったという。そうした経験をしているセレナは世のママにメッセージを送る。

「すべてのママに言いたいのは、私はとても長い時間もがき続けてカムバックして、本当に大変だったってこと。私にできるんだったら、みんなにもできるって、心から思っている。私は『あなたは自分がなりたいどんなものにでもなれる』って伝える存在に過ぎない。仕事に復帰したいんだったら、私の場合、母親になってからは、復帰することにプレッシャーはまったく感じていない。子育てはフルタイムの仕事だから」

「仕事に復帰したい人に対しては、あなたにはできる、本当にできるって言いたい。私にとっては素晴らしい機会だった。2カ月前には、自分がどこにいるのか、どこにいることになるのか、どうやるのか、どうすればカムバックできるのかわからなかった。道の向こうに光が見えるまで、とても長い時間がかかった」

そして「向上するためにすべきことは何なのか、何をする必要があるのか、どこが間違っていたのか、なぜ間違ったのか、どうすればもっとうまくできるのか、もう分析し始めている。いろんなことで頭の中が一杯」と彼女は言った。「それから、『オーケー、私は失敗して成長する人間だ。この先が楽しみ』って自分に言い聞かせている」のだという。

セレナは「この歩みは始まったばかり」とさらに前を見据える。まだまだ彼女の活躍が続くことを期待して良さそうだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」決勝でのセレナ(左)とケルバー(右)
(Photo by Michael Steele/Getty Images)

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