ウィンブルドン

ジョコビッチ「これ以上幸せな気持ちはない」。完全復活を遂げ、3年ぶり4回目の優勝[ウィンブルドン]

優勝に輝いたジョコビッチ

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の大会最終日、男子シングルス決勝で第12シードノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第8シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)を6-2、6-2、7-6(3)のストレートで勝利し、3年ぶり4回目の優勝に輝いた。

ジョコビッチのグランドスラムでの優勝は、2016年の「全仏オープン」以来約2年ぶりで13回目。ロイ・エマーソン(オーストラリア)を抜いて男子歴代単独4位となった。

第1セット、第2セットはいずれも第1ゲームでブレークし、優位に進めて2セットアップ。第3セットは調子の上がってきたアンダーソンに6度のブレークポイントを握られるも、いずれもしのいでタイブレークで勝利。フットワークを活かした鉄壁のディフェンスと、ここぞの勝負強さを持つジョコビッチが完全復活した。

試合後の表彰式でのインタビューでジョコビッチは「最高だ。観客席で僕の息子が『パパ!パパ!』と声援を送ってくれている。こんなこと僕の人生で初めてなんだ」「トロフィーを掲げたとき、息子がそばにいてほしいと願っていたので、これ以上幸せな気持ちはない」と喜びを語った。

そして「ケビン、本当におめでとう。素晴らしい大会だったと思う。準々決勝、準決勝とものすごい大変だったと聞いている。そして『ウィンブルドン』の決勝に初めて進出したのだからすごいことだ。私は今日勝てて幸運だった」と決勝を戦ったアンダーソンに賛辞を贈った。

ジョコビッチは2016年の「全仏オープン」で生涯グランドスラムを達成したあと、なかなかグランドスラムで勝てず、2017年の「ウィンブルドン」後にはツアーから怪我で離脱した。そこから今日までの道のりについて「今振り返って語るのは簡単だけど、大変だった。ここまでくるプロセスは正しいんだと、自分を信じて言い聞かせてきた」と話す。

「手術もしたし、ツアーから離れた時期もあった。どうすれば復帰できるのかわからない時期もあった」「カムバックできて嬉しい。テニス界の神聖な場所に戻ってくることができた。そしてトロフィーがこの手にある。最高だ」

ジョコビッチは優勝が決まったあと、芝をついばんで食べた。これは彼が優勝したときの恒例になりつつある。「芝の味も最高だった。グランドスラムの決勝、特に『ウィンブルドン』の決勝は特別な試合だ。ここで4回勝てたことは最高なことだ」と何度も「最高」という言葉を用いて喜びを爆発させていた。

再びあの強いジョコビッチが帰ってきたのだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は優勝に輝いたジョコビッチ
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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