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ウィンブルドン

A.ズベレフが、順延再開となったフリッツとの2回戦で、ウイルス由来の体調不良と、セットダウンを跳ね返す逆転劇[ウィンブルドン]

勝利した際のズベレフ

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)の5日目となった7月6日、2日間にまたがった「ネクストジェン」の一人であるテイラー・フリッツ(アメリカ)との2回戦で、世界3位で第4シードアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が、再開後の展開で逆転劇を演じて見せた。スコアは6-4、5-7、6-7(0)、6-1、6-2、試合時間は3時間12分だった。

1997年に生まれた同い年の対決だったが、本来は4日目に予定されていたものの、日没のため順延されていた。その時点で、ズベレフは1-2の1セットダウンと、続くセットを奪われれば敗退という状況に追い詰められていた。

さらに、ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによれば、ズベレフは、ウイルスの影響で腹部に不調を抱えて試合を戦い抜いたという。

ズベレフ自身は、「試合全体で腹痛を抱えていて、昨晩は何も食べていなかった。昨日は大変な1日だった」とした上で「今日のウォームアップでも、試合するかどうか実際に考えていた。とてもエネルギーが低かった。ただ『調子よくなくても1セットだし、もしよくても2セットだ』と考えて、試合に出た。実際にはアドレナリンが出てきて、良く感じた」と話している。

ズベレフは、体調不良の中で、ファーストサービスで148本中100本を入れ(68%)、そのポイントでの獲得率は78%となった。ファーストサービスの成功率そのものはフリッツの数字に及ばなかったものの、サービスでの得点はフリッツを上回った形だ。

また、リターンでも、フリッツは7本中1本しかブレークできなかったが、ズベレフは16本中5本、ブレークポイントで得点し、ブレーク数でも上回った。

加えてズベレフは、「昨年、あるいはそれ以前と今年の違いはおそらく、1-2でセットダウンとなった時に、パニックにならないことだろう。落ち着いて、勝つための方法を探そうとしている。とても大きな違いだ」と話し、今後15年間さらに改良していく姿勢も示した。

ズベレフの次の対戦相手は世界138位で、元世界10位のエルネスツ・グルビス(ラトビア)に決まっている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は勝利した際のズベレフ
(Photo by Clive Mason/Getty Images)

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