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ウィンブルドン

「ウィンブルドン」。世界最古で伝統あるテニス大会

昨年の「ウィンブルドン」のロゴ

いよいよ明日7月2日、今年3つ目のグランドスラムである「ウィンブルドン」が開幕する。優勝候補筆頭といわれ、9回目の優勝を目指す"芝の帝王"ロジャー・フェデラー(スイス)や、錦織圭(日本/日清食品)、大坂なおみ(日本/日清食品)ら日本人の活躍も期待される今大会。今回はその「ウィンブルドン」について紹介する。

■世界最古の大会

「ウィンブルドン」は1877年から始まった、世界最古のテニストーナメントであり、最も格式の高い大会だ。今年でなんと141年目を迎える。他のグランドスラムは各国のテニス連盟が主催しているが、この大会はオールドイングランド・ローンテニス・アンド・クローケークラブというテニスクラブが主催している。ちなみに「ウィンブルドン」の正式名称は「The Championships」だ。

■白いウェアでの出場義務

そんな伝統ある「ウィンブルドン」の最大の特徴は、なんといっても「プレドミネンタリー・ホワイト」と呼ばれるルールだろう。選手はウェアはもちろん、リストバンドや帽子、ソックス、シューズに至るまで白を着用することが求められ、練習の場であってもこのルールが適用される。この「プレドミネンタリー・ホワイト」は、1884年に女子シングルス初代優勝者のモード・ワトソン(イギリス)が、全身白いドレスを着てプレーしたことが起源になっている。

■ミドルサンデー

他のグランドスラムにないルールの一つに「ミドルサンデー」がある。グランドスラムは2週間に渡って開催されるが、第1週と第2週の間の日曜日は、伝統的に試合のない休養日として当てられている。しかし過去4回、雨天によるスケジュール消化不良のため、このミドルサンデーにも試合が行われたことがある。

■独自のシード順位

他の大会では、基本的にATPランキング、WTAランキングを元にシード順位が決められる。しかし「ウィンブルドン」では、このランキングだけでなく、過去の芝コートの大会で獲得したポイントも一部加味して決められる。

■最多優勝者フェデラー

この「ウィンブルドン」で史上最も優勝しているのがフェデラーだ。これまで2003年から2007年までの5連覇を含み、2009年、2012年、そして2017年と計8回優勝している。当時21歳で初優勝したフェデラーが、昨年35歳でも優勝、それも失セット0でのことだから驚きだ。

■史上最長試合

「全米オープン」を除くグランドスラムでは、第5セットはタイブレークがなく、2ゲーム差がつくまで試合は行われる。このルールにより2010年の「ウィンブルドン」では、1回戦のジョン・イズナー(アメリカ)対ニコラ・マウ(フランス)で途方もなく長い、史上最長の試合が繰り広げられた。勝負を分ける第5セットのゲームカウントはなんと70-68。試合は11時間5分、足掛け3日に渡った。この試合を記念したプレートは、試合の行われた18番コート外のレンガの壁に飾られている。

■終わりに

いよいよ今年もテニス選手なら誰もが憧れる伝統的な大会が始まる。今年はどんなドラマが生まれるか楽しみだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は昨年の「ウィンブルドン」のロゴ
(Photo by Visionhaus/Corbis via Getty Images)

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