ウィンブルドン

苦手な芝コートも「今は楽しんでいる」というムグルッサ。「ウィンブルドン」タイトル防衛に向け意気込みを語る

「全仏オープン」準決勝でハレプ(左)と対戦したときのムグルッサ(右)

2016年「全仏オープン」、2017年「ウィンブルドン」とグランドスラム2度優勝のガルビネ・ムグルッサ(スペイン)は、「ウィンブルドン」のタイトル防衛の準備を開始するにあたって自信を欠いてはいない。現在24歳のムグルッサは芝コートにも関わらず、「またトロフィーを獲得できると信じている」と語る。芝コートはムグルッサが昔から好きだったサーフェスではない。

「(芝コートは)体と動きを合わせなきゃいけないところが難しい。ほかのサーフェスでは体がもっと楽」という。「それと、芝は独特の走り方をしないと。ボールがほかのサーフェスほど跳ねないし、重くて、コートが速い・・・それでも、私の動きも身体能力もフィジカルの強さも、すごく向上している」。

「ウィンブルドン」前哨戦の「バーミンガム・クラシック」でムグルッサは「できるだけたくさん試合をしたい」と話す。「去年の「ウィンブルドン」の優勝には、とても大きな意味があった。以前、決勝で負けた(2015年)し、自分にできるかどうかわからなかったから・・・ディフェンディングチャンピオンとして戻るのは特別なこと。でも考えすぎず、自然体で受け止めている。なにが起きたとしても、たいした問題ではない」。

ムグルッサは2016年に「全仏オープン」で優勝したが、今年のローランギャロスでは準決勝でシモナ・ハレプ(ルーマニア)に敗れた。「ウィンブルドン」では昨年ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を7-5、6-0で下して優勝を果たした。「ウィンブルドン」では1試合ずつ臨むという。「2週間で7試合ある」と続け、「現地入りして、最初の試合のこと、最初のトレーニングのこと、最初の練習のことを考える。そして少しずつ前に進む」と前を見据えた。

だがこうしたアプローチをとっても、芝コートに対する気後れは克服する必要がある。

芝とは非常に異なるサーフェスで育ちながらも、うまく適応して「ウィンブルドン」シングルスのタイトルを獲得したラファエル・ナダル(スペイン)や、もっと前のクリス・エバート(アメリカ)のような気持ちだと、ムグルッサは言う。ナダルは「ウィンブルドン」で2度、エバートは3度優勝している。

「(初めて出場したときは)もちろん好きではなかった」とムグルッサ。「すごく違うから。スペインには芝コートはない。前向きに考えられるようになるまでに2、3年かかった。今では楽しんでいる」。

(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」準決勝でハレプ(左)と対戦したときのムグルッサ(右)
(AP Photo/Alessandra Tarantino)

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