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全米オープン

ヘンマン「ラドゥカヌをコートサイドで見守れたことは素晴らしかった」

写真は「全米オープン」でのラドゥカヌ

先日イギリスのレジェンド選手ティム・ヘンマン(イギリス)が、エマ・ラドゥカヌ(イギリス)の歴史的な全米制覇について自身の考えを述べた。先月行われた「全米オープン」女子シングルスで、ラドゥカヌは予選通過者としてグランドスラムに優勝するという史上初の快挙を成し遂げた。ラドゥカヌと同じイギリス出身のヘンマンは、予選を含む10試合でラドゥカヌが見せた意志の強さと冷静さを称えた。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

TalkSportのインタビューに応じた元世界ランキング4位のヘンマンは、ラドゥカヌが対戦相手を圧倒しながら勝ち上がっていく様子を見られたのは光栄なことであり、とても喜ばしいことだったと語った。


「彼女の本戦の試合すべてをコートサイドで見守れたことは素晴らしかった。すぐ近くで彼女の質の高いテニスを見ることができたからね。試合ごとに強くなっていく相手にうまく対応し、自分の力に変えていった。彼女の精神的なタフさ、冷静さ、そして安定性は驚くべきものだった。20セット連続で取って、予選を勝ち上がってグランドスラムで優勝するなんて、テニスでは前代未聞のことだ。見ていてとても楽しかったよ」


しかしヘンマンは、ラドゥカヌはまだツアーに参戦して日が浅く、過度の期待を背負わせるべきではない、と発言。彼女はまだWTA大会に数えるほどしか出場しておらず、周りが先走りするべきでない、と強調した。


今後、ラドゥカヌがさらに複数のグランドスラムで優勝する可能性があるかと問われたヘンマンは、次のように答えた。「それはちょっと先走りし過ぎじゃないかと思うよ。ニューヨークで達成した偉業によって、彼女はとてつもない可能性を秘めているということを示した。でも、彼女はまだ若いし経験も少ない。ツアー大会にもあまり出場していないし、グランドスラムレベルならなおさらだ。僕たちが先走りするのは簡単だけれどね」


ヘンマンは、ある選手の才能や今後の活躍を予測するには、その選手があらゆる大会に2回ずつ出場してからその選手を見るのがいい方法だと考えている。したがって、ヘンマン曰く、少なくとも4つのグランドスラムに2回ずつ出場してからでないと、ラドゥカヌの評価は下せないそうだ。


「男子ツアーの新人や若手選手について議論したことがあるんだけど、ある選手の能力や今後の活躍を本当に理解するには、その選手がすべての大会で2回プレーする様子を見てからの方がより良く理解できると僕は思っている」


「そういう意味で言うと、彼女はクレーコートシーズンを戦ったことがないし、“全仏オープン”に出場したこともない。“全豪オープン”も未経験だ。これらの大会に2回出場して初めて、僕たちは彼女の力量を評価することができる」


さらにヘンマンは、ラドゥカヌの技量や才能について触れた。ラドゥカヌにとって今後重要になるのは、技術の向上を目指すこと、そして結果と同じように過程にも焦点を当てていくことだと語った。体を鍛えてより素早いプレーを可能にすること、そして同時に高いレベルでの試合を多くこなし、経験を積むことがラドゥカヌのテニス向上のために重要だとヘンマンは考えている。


「今は、結果と同じように過程も大事だ。そして技術を向上させることだね。彼女にはまだたくさん伸びしろがあるから、すごく楽しみだ。テニスの技量に集中するのは簡単だけれど、もっと体を鍛えて、強く、速くなれる。そして高いレベルでの試合で経験を積み、テニスの腕前を磨き続けることだ。そうすれば、彼女は今後もっと多くの大会で優勝できるようになると思う」


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全米オープン」でのラドゥカヌ
(Photo by Elsa/Getty Images)

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