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全米オープン

ラドゥカヌとフェルナンデス、大波乱の女子シングルスは10代同士の決勝が実現!【全米OP13日目注目ドロー】

写真はラドゥカヌ(左)とフェルナンデス(右)

現地9月11日、グランドスラム「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月30日~9月12日/ハードコート)の13日目。女子シングルス決勝、混合ダブルス決勝、また男子女子ともに車いすテニスダブルスの決勝、クアードのシングルス準決勝、ダブルス決勝がそれぞれ行われる。

女子シングルスでは世界73位のレイラ・フェルナンデス(カナダ)が世界150位のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)と対戦する。両者はWTAの公式戦ではこれが初の対戦となるが、2018年の「ウィンブルドン」ではジュニアの部女子シングルス2回戦で対戦している。その時は地元ラドゥカヌが6-2、6-4のストレートでフェルナンデスに勝利した。


グランドスラム決勝での十代同士の対決は、1999年の全米オープンでセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)とマルチナ・ヒンギス(スイス)の対戦以来のこととなる。しかしながら当時、ヒンギスは世界1位でウィリアムズは世界7位。両者が決勝で対戦することは驚くことではなかった。それに比べると、今大会の決勝は世界73位のノーシードと世界150位の予選通過者の決勝対決とあって、世界中で大きな話題となっている。


ワイルドカード(出場者推薦枠)で出場して4回戦進出を果たした「ウィンブルドン」に続いて今大会が2度目のグランドスラムであるラドゥカヌ。予選から勝ち上がり決勝への進出は、グランドスラムでは男女通じて初の偉業である。


ラドゥカヌは驚くべきことに、今大会フェルナンデスよりも3試合多く戦っているにもかかわらず、試合時間の合計が11時間34分(予選3時間52分と本戦7時間42分の合計)で、12時間45分のフェルナンデスのそれよりも1時間以上短いと、ニューヨークタイムズ紙などに寄稿するライターBen Rothenberg氏は伝えている。しかしながら、フェルナンデスの決勝までの道のりはラドゥカヌよりも険しかったと言えるだろう。前回大会優勝者で第3シード大坂なおみ(日清食品/日本)、2016年大会の覇者で第16シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)、第5シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、そして第2シードのアリーナ・サバレンカと、多くの強豪シード選手を次々と倒して決勝までたどり着いている。


ラドゥカヌは、マリア・サカーリ(ギリシャ)との準決勝後の記者会見でフェルナンデスとの過去の対戦について聞かれると「ウィンブルドンでは対戦したけれど、それ以降お互いにテニスも人としても成長している。だから、今回の対戦はまったくの別物になると思うわ」とコメントした。「 私は予選上がりだから、プレッシャーはないはずよ」と話しながらも「携帯電話は見ないで、試合にフォーカスしているの」と高い集中力で試合に挑んでいる姿ものぞかせている。そんな彼女がテニス選手を職業にしようと真剣に考え始めたのは2年前のこと。常に学業も並行して取り組んできたと明かしている。


一方フェルナンデスはアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)との準決勝後の記者会見で「子供の時ある先生にテニスで成功はできないからやめろと言われたの。今ではそう言われたことに感謝してる。毎日そのことを思い出しては、夢を実現して彼女が間違っていたことを証明しようと頑張ってこられたから」と、幼いころからテニス選手を夢見て来たことを力強く語った。


【9月11日の注目ドロー


◆「全米オープン」


女子シングルス決勝


エマ・ラドゥカヌ(イギリス)対 レイラ・フェルナンデス(カナダ)


混合ダブルス決勝


[2]Desirae Krawczyk(アメリカ)/[2]ジョー・ソールズベリー(イギリス)対 Giuliana Olmos(メキシコ)/マルセロ・アレバロ(エルサルバドル)


(テニスデイリー編集部)


※写真はラドゥカヌ(左)とフェルナンデス(右)


(Getty Images)

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