マイページ

全米オープン

より短いラリーでチャンス拡大?全米OP決勝進出を狙うオジェ アリアシム

「全米オープン」でのオジェ アリアシム

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月30日~9月12日/ハードコート)で初のグランドスラム準決勝に臨む第12シードフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトがスタッツを交えてオジェ アリアシムの勝利への鍵を分析している。

準決勝で第2シードダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦する21歳のオジェ アリアシムは、今大会で短いラリーを制して勝ち上がってきた。力強いショットとファーストサーブの確率の高さを武器に、4ショット以下のラリーではその56%(698本中391本)をポイントに繋げている。また、これまでATPツアーで8度の決勝進出を果たしているオジェ アリアシムは、「全米オープン」以前までに記録している今年のファーストサーブのポイント取得率が76%だったのに対し、今大会は81%にアップ。サービスゲームをキープする割合も84%から92%と上がっている。今大会ここまでの5試合では85本のサービスエースと30本のダブルフォールトを記録。そのうち2試合のダブルフォールトは8本に上る。


2019年の「全米オープン」と2021年の「全豪オープン」で決勝を経験しているメドベージェフに対して、オジェ アリアシムがいかにアグレッシブな先制攻撃のテニスを続けられるかが鍵となる。


オジェ アリアシムは準決勝に向けて、「自信を持ってステップアップしてくことも肝心だ。良いサーブを打って、良い試合運びをする。自分のゲームのすべての面でしっかりとしたプレーを出し切らないと。彼にプレッシャーをかける必要もあるけどそれは難しいだろうから、ベストな彼と対戦するつもりで準備しておくよ」と心構えを語っている。


そんなオジェ アリアシムにとって厄介なのは、メドベージェフが短いラリーでより優位に立っているということだ。メドベージェフは今大会において4ショット以下のラリーでは63%をモノにしている。そして二人の違いは、メドベージェフが長いラリーでもポイントを稼いでいるのに対し、オジェ アリアシムはそうではない点だ。オジェ アリアシムは5ショットから8ショットまでのラリーでは50%(300本中151本)、9ショット以上のラリーでは43%(143本中61本)しか勝てていない。一方のメドベージェフはそれぞれ56%、53%と、オジェ アリアシムを上回っている。つまり、オジェ アリアシムとしては準決勝ではいっそうラリーを短く終わらせる必要があるわけだ。


オジェ アリアシムと世界ランキング55位のカルロス・アルカラス(スペイン)が準々決勝を戦う前、メドベージェフは二人が似たような選手であり、彼らのゲームを阻止することが重要だと話していた。「彼らに好きなだけ時間を与えるのは避けた方がいい。さもなければ破壊されてしまう」と独特の表現でコメントしている。


一回のラリーにおける平均ショット数は、メドベージェフが5.3本なのに対してオジェ アリアシムは4.2本。準決勝ではサーブとファーストショットの強烈なオジェ アリアシムがラリーの早い段階でショットを決めに行くのか。それともメドベージェフがより長いラリーに引きずり込み、その安定性でオジェ アリアシムを潰すのか。オジェ アリアシムとしては、これまでの必勝法だった短いラリーで勝負に出て、初の決勝進出を果たしたいところだろう。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全米オープン」でのオジェ アリアシム
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

全米オープンテニスWOWOW独占生中継!

2021シーズン最後のグランドスラムの栄冠を手にするのは、歴戦の勇者か?それともライジングスターか?晩夏のニューヨークで繰り広げられる激戦の模様を連日独占生中継!

【放送予定】9/13(月)まで連日独占生中継
■詳細・放送スケジュールはこちら >>

全米オープンの関連記事

PAGE TOP
menu