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全米オープン

3回戦敗退の大坂が休養宣言。青山/柴原は3回戦へ[全米オープン]

「全米オープン」での大坂なおみ

現地9月3日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月30日~9月12日/ハードコート)大会5日目、女子第3シード大坂なおみ(日本/日清食品)と男子第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が3回戦敗退を喫した。「全米オープン」公式ウェブサイトが伝えている。

前回女王の大坂は、世界ランキング73位の18歳、レイラ・フェルナンデス(カナダ)に7-5、6-7(2)、4-6で逆転負け。第2セットで先にブレークしたが、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第12ゲームでブレークバックを許すとタイブレークの末にこのセットを落とす。すると第3セットでは最初のサービスゲームを破られ、自分は一度もブレークチャンスを握れないまま、最後はラブゲームで締めくくられた。


試合後、大坂は記者会見で「サーブは良かったけど、全然うまく動けなかった。(相手の棄権で2回戦を戦わなかったが)できたら試合がしたかった。グランドスラムで試合をせずに勝ち進んだことがなかったから、変な気分だったわ。(珍しくラケットを投げたり感情を表に出したことは)残念に思っているわ。なぜああなったのかはよくわからないの。冷静になるよう自分に言い聞かせていたんだけど、我慢の限界だったのかも。普段の私はチャレンジが好きなんだけど、最近は自分の思い通りにいかないとすごく落ち着かなくなってしまう。子どもみたいになってしまうの」などと発言。


そして会見の終盤には涙を浮かべながら「最近は勝っても嬉しくなくてホッとしてるの。そして負けたらとにかく悲しい。これは普通じゃないと思うわ。正直なところ、次にいつプレーしたいかはわからない。しばらく休養を取るわ」などと語り、テニスからしばらく遠ざかる意向を示している。


チチパスを破ったのも同じく18歳のカルロス・アルカラス(スペイン)。6月の「全仏オープン」に続いてグランドスラムで2度目の3回戦進出を果たしていた世界55位のアルカラスは、4時間を超えるフルセットの末、これまで3戦全敗だったトップ10選手から初勝利を挙げた。「全米オープン」4回戦に勝ち進んだ選手としては、1989年大会で当時17歳のマイケル・チャン(アメリカ)、18歳だったピート・サンプラス(アメリカ)に次ぐ若手選手となった。


大坂以外の日本勢では、女子ダブルスの青山修子(日本/近藤乳業)/柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)ペアが穂積絵莉(日本/日本住宅ローン)のペアとの日本人対決で7-6(5)、6-2とストレート勝利し3回戦進出。土居美咲(日本/ミキハウス)のペアは1回戦、加藤未唯(日本/ザイマックス)のペアは2回戦で姿を消した。


チチパス以外の上位シード選手では、第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)も3回戦で姿を消すことに。世界50位のフランシス・ティアフォー(アメリカ)相手に4時間近くにわたるフルセットの戦いを深夜2時過ぎまで繰り広げ、ブレーク数の1回多かったティアフォーが逆転勝利を収めた。一方、第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)、第18シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)とのシード対決で競り勝った第12シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)らが4回戦へ駒を進めている。


女子でもシード同士の対戦が増える中、第2シードのアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)、第5シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、第9シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)など上位シード選手が勝利。2回戦で第21シードのココ・ガウフ(アメリカ)を下していた2017年覇者のスローン・スティーブンス(アメリカ)は第16シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)に逆転負けを喫した。


大会5日目の主な試合結果は以下の通り。(※[]内の数字はシード表記)


<男子シングルス>
【3回戦】
パブロ・アンドゥハル(スペイン) 0-6 4-6 3-6 〇ダニール・メドベージェフ(ロシア)[2]


カルロス・アルカラス(スペイン) 6-3 4-6 7-6(2) 0-6 7-6(5) ●ステファノス・チチパス(ギリシャ)[3]


アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[5] 6-4 3-6 6-7(6) 6-4 1-6 〇フランシス・ティアフォー(アメリカ)


●アレックス・モルカン(スロバキア) 4-6 3-6 3-6 〇ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)[11]


ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)[18] 3-6 4-6 6-4 6-3 3-6 〇フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)[12]


アレクセイ・ポプリン(オーストラリア) 6-4 6-3 3-6 4-6 6-7(1) 〇ダニエル・エバンズ(イギリス)[24]


<女子シングルス>
【3回戦】
レイラ・フェルナンデス(カナダ) 5-7 7-6(2) 6-4 ●大坂なおみ(日本/日清食品)[3]


ダニエル・コリンズ(アメリカ)[26] 3-6 3-6 〇アリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)[2]


エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)[5] 6-4 6-2 ●ダリア・カサキナ(ロシア)[25]


ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)[18] 4-6 6-3 2-6 〇ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)[9]


エレナ・リバキナ(カザフスタン)[19] 6-7(11) 6-4 3-6 〇シモナ・ハレプ(ルーマニア)[12]


エリース・メルテンス(ベルギー)[15] 6-3 7-5 ●オンス・ジャバー(チュニジア)[20]


アンジェリック・ケルバー(ドイツ)[16] 5-7 6-2 6-3 ●スローン・スティーブンス(アメリカ)


<女子ダブルス>
【1回戦】
ザリナ・ディアス(カザフスタン)/バルバラ・グラチェワ(ロシア) 7-6(5) 4-6 6-2 ●土居美咲(日本/ミキハウス)/アンナ レナ・フリードサム(ドイツ)


【2回戦】
穂積絵莉(日本/日本住宅ローン)/アリシア・ロソルスカ(ポーランド) 6-7(5) 2-6 〇青山修子(日本/近藤乳業)/柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)[3]


サマンサ・ストーサー(オーストラリア)/ジャン・シューアイ(中国)[14] 6-2 6-4 ●加藤未唯(日本/ザイマックス)/サブリナ・サンタマリア(アメリカ)


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全米オープン」での大坂なおみ
(Photo by TPN/Getty Images)

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