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全米オープン

金メダリストの願い「私たちの世代もフェデラーやワウリンカを見習いたい」

「ホップマンカップ」のミックスダブルス時のフェデラーとベンチッチ

ロジャー・フェデラー(スイス)もスタン・ワウリンカ(スイス)も戦線離脱中の現在、文字通りスイスの旗を掲げる国民的選手となったのはベリンダ・ベンチッチ(スイス)だ。先日ベンチッチは、ジル・タイヒマン(スイス)、ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)、そしてシュテファニー・フェーゲレ(スイス)など同世代の女子選手の名前を挙げ、自分たちの世代もいつかフェデラーやワウリンカのようになりたいと語った。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

ベンチッチは「東京オリンピック」で旗手を務めただけでなく、女子シングルスで金メダルを獲得し、祖国に栄光をもたらした。ちなみに、フェデラーとワウリンカはダブルスペアとして「北京オリンピック」で金メダルを獲得したものの、シングルスで金メダルを獲得したことはない。


フェデラーもワウリンカも怪我療養のためツアーを離れており、彼らのキャリアの終わりも近いと目される中、今後のスイスのテニスの担い手として期待されているのがベンチッチだ。「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月30日~9月12日/ハードコート)初戦でアランチャ・ラス(オランダ)を下したベンチッチは、試合後の記者会見でオリンピックチャンピオンとして期待されているというプレッシャーを感じるかと問われた。


「そうは感じない」とベンチッチは答えた。「メインドローには4人もスイス出身の女子選手が入っているわ。素晴らしいことだと思う」


現在24歳のベンチッチは、注目を浴びるべきなのは自分だけではないことを強調した。だが、フェデラーとワウリンカが不在の「東京オリンピック」で、祖国の国旗を最も高いところに上げられたのはとても誇らしいことだったと続けた。


「注目されているのは私だけではないと思うわ。もちろん、ロジャーとスタンがプレーできなかった大会でスイスの国旗を掲げられたのはとても誇らしかったし、嬉しかった」


「私にとって、これはプレッシャーでも何でもないの。だって、そもそもスイスでこんなチャンスを貰えるなんて。スイスは多くの素晴らしい選手がいる国なの。だから、甘やかされているって感じかもしれない。でもプレッシャーだとは思わない。名誉なことだと感じているわ」


ベンチッチは、自分だけがスイスのテニスを背負っていく選手ではないことを再度強調した。そしてタイヒマン、ゴルビッチ、フェーゲレらと共にいつか自分たちの世代もフェデラーやワウリンカを見習い、偉業を達成したいと抱負を語った。


「私は1人だとは全く感じていない。私と、ジル・タイヒマン、ビッキー・ゴルビッチ、そしてシュテファニー・フェーゲレ、皆でスタンやフェデラーのようになりたいの」


フェデラーとラファエル・ナダル(スペイン)はこれまで40回対戦しており、2人合わせてニューヨークの地で9度優勝しているにも関わらず、「全米オープン」本戦での対戦は1回もなかった。


フェデラーの膝の状態を考えると、彼が再び「全米オープン」に出場する確率は低い。つまり、アメリカのテニスファンたちはフェデラーとナダルの対決をアーサー・アッシュ・スタジアムで見ることはもうできないのかもしれない。


フェデラーとナダルが「全米オープン」で対決しないままキャリアを終えてしまうかもしれないことを残念に思うかと問われたベンチッチは次のように答えた。


「そうね。勿論、彼がナダルとまた試合することを願っているし、彼は絶対戻ってくるわ。私は確信している。ただ、私はこの質問に答えられないわ、わからないから…彼に聞くべきよね」


「個人的には、彼には絶対戻ってきてほしいと思っている。私はすごく前向きに考えているわ。だって彼は本当にテニスが好きだから。また彼の姿を見られることを期待しているわ」


今年の「全米オープン」で第11シードのベンチッチは、2回戦では世界106位のマルチナ・トレビザン(イタリア)を破り、3回戦で第23シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。フェデラーやワウリンカのような偉大な選手となるための一歩を踏み出せるだろうか。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ホップマンカップ」のミックスダブルス時のフェデラーとベンチッチ
(Photo by Paul Kane/Getty Images)

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