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全米オープン

錦織が2回戦でリベンジ狙う世界61位マクドナルドとは?[全米オープン]

「全米オープン」でのマクドナルド

世界ランキング56位の錦織圭(日本/日清食品)が、現地9月2日に行われる「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月30日~9月12日/ハードコート)男子シングルス2回戦に登場する。その2回戦の相手、前回錦織を破った世界61位のマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)についてご紹介しよう。

マクドナルドは錦織より5つ下の26歳。UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)に通っていたため、プロ転身は21歳だった2016年とやや遅め。プロ6年目の今季もATPツアーとチャレンジャー大会の両方に出場しており、ツアーレベルでの通算成績は37勝50敗にとどまる。


しかし、そんなキャリアの中でも錦織とはこれまで2度対戦している。初対戦は2018年2月のチャレンジャー大会の決勝で、錦織が6-1、6-4で勝利。そして2回目の対戦は1ヶ月前の「ATP500 ワシントンDC」準決勝で、当時107位だったマクドナルドに錦織が4-6、6-3、5-7で敗れた。


ワシントンでの錦織は序盤サーブの確率が低く、第1セットを奪われてしまう。その後、第2セットを取り返すが、第3セットでは3度あったブレークチャンスを逃し、ゲームカウント5-6で迎えた第12ゲームでセカンドサーブを狙われて2本連続リターンエースを食らい、最後はネットにボールを引っかけた。勝ったマクドナルドはツアーレベルで初の決勝に進出したが、ヤニク・シナー(イタリア)に3セットで敗れて優勝とはならなかった。


錦織に勝利した後、マクドナルドは3年半前に敗れた時のことを回想し「プレーヤーとしても人としても成長したところを見せることができた」と述べていた。


2019年2月に世界4位のフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)を破った「ATP250 デルレイビーチ」で初のベスト4入り、2ヶ月後にはキャリアハイの57位に到達したマクドナルドだが、上り調子だったこのタイミングで大きな挫折を経験。同年の「全仏オープン」で右のハムストリングを痛めて手術を受けることになり、残りシーズンを棒に振った上、歩いたり車を運転することもできず、日常生活でも苦しい日々を過ごした。「あれは本当につらい時期だった。今後自分がどうなるのか皆目わからなかったよ」


2020年になると再び大会に出るようになるが、「まず自分の身体を理解することから始めた」マクドナルドは、自分のテニスを見つけることからスタート。徐々に調子を上げていき、今年の「全豪オープン」での躍進でコーチを雇う資金を捻出、ワシントン大会での決勝進出で2年ぶりのトップ100復帰を果たした。


18歳だった2013年から予選に参加していた「全米オープン」で本戦に出場するのはこれが4回目。過去3度はいずれも1回戦敗退だったが、今回は鬼門の1回戦で第27シードダビド・ゴファン(ベルギー)に6-2、7-5、6-3とストレート勝ち。決めたウィナーの数は14本のサービスエースも含めて36本と、相手に倍近い差をつけた。


最も好きな大会である「全米オープン」での経験はまだ浅いが、グランドスラムでは2018年の「ウィンブルドン」と今年の「全豪オープン」で2度、4回戦進出を果たしている。


錦織はマクドナルドとの再戦について「マッケンジーとまた対戦するのが楽しみですね。この前のワシントンでは負けてしまったので、リベンジできればと思います」と述べている。


マクドナルドと錦織の男子シングルス2回戦は、コート17の第3試合、3日午前4時以降に開始予定だ。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全米オープン」でのマクドナルド
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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