マイページ

全米オープン

錦織、大坂、西岡など、本戦出場を決めた日本人選手のWOWOWインタビューを公開

30日からいよいよ開幕する「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月30日~9月12日/ハードコート)。


大会第1日デイセッション 8月30日(月)夜11:45~[WOWOWライブ] ※無料放送


大会第1日ナイトセッション 8月31日(火)午前7:40~[WOWOWライブ] ※無料放送


女子シングルス1回戦 マリー・ブーズコバvs大坂なおみ 他


WOWOWオンデマンドでは放送以外の複数コートもライブ配信いたします。

錦織圭選手


627x418_nishikori_GettyImages-1332790553s.jpg
写真:Getty Images


東京五輪が終わり、全米に向けて上手く気持ちを切り替えられましたか?―――


そうですね。オリンピックのプレーが良かったので、結果はもう一ついきたかったですけど。結果はまあまあにしろ、1回戦がきっかけでプレーはすごく良くなって、そこから自信を持ってプレーが出来たので。しっかりワシントンにも移行できて良いプレーも出来たのでプレー内容的にはすごく上向きに来ているとは思います。


痛めた肩のリカバリーやコンディションは? ―――


まあまあですね。
まだちょっと痛みはあるので、ゆっくりやりながら、っていう感じです。


去年の全米は欠場していますが、去年は無観客で今年は観客いますが感想は?―――


最近、ウィンブルドンくらいからお客さんも入るようになって、何となくテニスの試合のいつも通りの雰囲気も戻ってきているので、自分としてもその中でやれるのはとても嬉しいことです。もちろん色々なことに気を付けながらですけど、まだまだ。
でも、楽しんでやれると思います。去年はUSオープンに出られなかったので、その分も気持ち入れてプレー出来たらなと思います。


他の大会と比べ、全米にはどんな思い入れがありますか?―――


一番良い結果を残しているところではあるので、何となく他のところよりも居心地が良いというか、もしかしたらこの環境だったり、ボール・サーフェス・温度なり、色々なものが合っているのかなとは感じます。


1回戦はカルーゾ選手ですが、どんな印象?―――


今までやったことのない選手なので、しっかり調べてっていうことにはなりますけど、大きい選手でフォアハンドがあって、パワー系の選手かなっていう所ですかね。


今大会の意気込みは?―――


なるべくこの調子はキープしたいですね。良い感覚で今、今年初めて位の感覚をオリンピック・ワシントンでつかんだので。その勢いというか、自分の中にある良いリズムを崩さないように今大会も臨んで良い所まで行けたらなという感じです。




西岡良仁選手


627x418_nishioka_GettyImages-1334533074s.jpg
写真:Getty Images



オリンピック以降、今のコンディションは?―――


めっちゃ良い結果は出てないですけど、すごい悪いわけではなくて。オリンピックも、自分のテニスも良かったんですけど、ハチャノフが強かったですし、ちょっとした所でなかなか勝てていないみたいなことがあって。
シンシナティ、トロントどちらも予選からしっかり上がって、でも1回戦勝てなかったですけど。
ベースのテニスは、イメージが悪くないと自分の中では思っていて。勝負どころの部分で今は自分がなかなか勝ちを掴むまで持っていけてないと思っているだけなので。なので、すごい調子が悪いとか自信がないとかは結構無くて、どちらかと言うとテニスが良いから勝てる時になると勝てるかなという、良いモチベーションはあると思います。


最近お兄さんと練習していますがどうですか?―――


彼は僕にとってコーチとして帯同してもらっていますけど、兄弟なんで気を遣う部分はもちろんないですし、向こうも向こうで僕のことが分かるし、僕も僕で向こうのことが分かるし、すごい楽な関係性なんで、そこが僕はすごい良いと思っていて。
もちろん彼も練習でどこをどういう風にもっとやっていこうとか、話しますけど、基本的にはそこまで話すわけではなくて、彼も意見を言いますけど僕も言って。まだ彼もこのレベルに帯同しているのが僕しかいないですし、自分が選手を育てたというわけでは無いので、彼も彼でまだこれから僕と一緒に周ったりして勉強して行く時だと思うので、お互い考えながら、みたいな部分がありますね。


今年は観客を入れて行われますが、期待感はありますか?―――


もちろん賛否両論あるかもしれないけど、世界的にこういうのがテニス界では普通になっていて、バブルではなくなって観客の人も入れるようになって。
特に今回の全米オープンに関しては今まで通りのような開催をしていこうという動きに変わってきていて、ちょっとずつこういう風に切り替えていくのが必要なのかなって個人的には思っていますし、選手目線からいくと観客の人がいるっていうのは僕らにとって凄いパワーで。今回に関しては超アウェーだと思いますけど、それは向こうにとっては、凄いパワーで、逆に僕がホームでやれば僕にとってのパワーで観客の人たちが創り出す雰囲気があると思うんですよね。
選手にとってすごい影響が出ることなので、やっぱり観客の人がいる・いないだと、またちょっと戦況が変わってくるところもあると思いますし、選手のモチベーションも変わってくるので、僕は極力ファンの人が観に来てもらえる方がやっている側も楽しいなって思います。


1回戦の相手はジャック・ソック(アメリカ)で今年3度目の対戦ですが―――


そうですね。ドロー見てビックリしました。「またかよ!」みたいな。
向こうも思っているんじゃないですか。
通常通りで出来れば自分の方に分はあると思っています。毎回そう思っていて、すごい苦手なタイプではないので、いつも優勢な展開が多い、組み立てがしやすくなっているとは思います。もちろん何回もやっているので色々変えてくるとは思いますけど、特に5セットというところで変えてくるとは思うんですけど、気持ち的には自分の方が優勢でテニスを進められるかなとは思います。


Q 大会に対しての意気込みは?


毎年ここですごい良いプレーが出来ていますし、一番好きなグランドスラムの中の一つなので、今年最後のグランドスラムですし、しっかりと結果を出して行けるところまで行きたいと思っています。


まだ右手首が怖い部分があり、3・4割バックが打てない状態なので、展開が変わると思っていて、ベストなプレーが正直出来ないです。得意のバックハンドが打てないのでスライスがメインで、そこからどう組み立てるかみたいな。今日の練習はボレーの練習をめっちゃしたんですけど、基本的にはいつもの僕のプレーとはちょっと違うテニスをしないと厳しくなってくるので、そこが今回の全米はある意味自分の1個チャレンジだなと思っています。普段通り後ろでラリーしてやっていれば自分に分が出てくる可能性高いかなと思いますけど、それが出来ないので、今回に関してはリスクを背負いながら攻めることがかなり大事になってきます。それがどうなるかというのは結果を見てみないと分からないですけど、今回は初めてな感じで自分に対してトライしていかないといけないので、そこはそこでしっかり楽しんでやりたいです。また1個自分にとって難しいですけど、それが上手くいけばさらに別のテニスの方向も見えてくるのですごい重要な大会の一つかなと思います。


ダニエル太郎選手


627x418_daniel_GettyImages-1303821709s.jpg
写真:Getty Images



オリンピックが終わってから、今までどう切り替えてきましたか?―――


オリンピックは、(代表に)入れるかギリギリのまま1年を過ごしてきたので。最終的に出られて、観客なしでも日本でオリンピックをプレーできたというのは自分の誇りに残ることです。終わった後は、少し時間を取ってここまで来ました。


その後アメリカに来て、IMGで錦織選手と練習をしていましたが―――


すごく良かったです。アカデミーの環境が良いので、ものすごく暑かったですが、とてもよい練習ができた1週間でした。


今のコンディションはいかがですか?―――


テニスのフィーリングは良いです。今回サーフェスが結構速くて、最初の2,3日は苦労していたのですが、今は慣れてきて良い感じです。月曜の試合が楽しみです。


今大会は、ほぼ100%観客が戻ってきますが?―――


フルで観客が入るのはこの2年間でほぼなかったのでとても楽しみです。少し違和感もあるのかなと。今は無観客に慣れてきてしまったので。特にオリンピックの時は、"ああ静かだな"と思って。蝉の音がすごかったんですけど・・。ニューヨークでワイワイした中での試合になると思うので、楽しみにしています。


全米は、ダニエル選手にとってどのような大会ですか?―――


心のつながりが強い大会です。僕にはアメリカの血も入っているし、ニューヨークで生まれたし。ホームという感じも少しあるし、ニューヨークにいる時は何かつながっているなという感じもある。もちろん他のグランドスラムも好きだけど、一番"ここだな"と感じるのはこの大会です。


1回戦はバグニスですが、印象は?―――


彼はアグレッシブベースライナー、ティピカルなアルゼンチン的な、フルスイングでボールを強く打ってくる選手。左利きで、今年もとても良い結果を残している選手で。よく知っていて練習もよくする仲の良い選手でもあるので、楽しみな試合です。僕は今やっていることに集中して頑張っていきたいと思っています。


今シーズン最後のグランドスラム、今大会に向けての意気込みは?―――


ギリギリ本戦に入れたところでもありますし。オリンピックから試合ができていないので、試合の違和感も出てくるとは思うのですが、またグランドスラムの本戦に出られるというのは、自分としてもずっといたい場所なので、思い切り楽しみたいです。自分なりのプレーができるように頑張りたいです。日本の皆さんも、家からの応援をよろしくお願いします。


大坂なおみ選手


627x418_osaka_aflo_167991102s.jpg
提供:Cesarin Mateo/USTA/AP/アフロ



オリンピックは、あなたにとって大きなイベントでしたが、振り返ってどう思いますか?―――


私にとっては、おかしいけれど、1回戦で負けていたとしても、参加出来たことで、幸せだったと思える。つまり、オリンピックについては、リオ大会の頃から、ずっと話題にしていた。でも、あの時は、行くことが出来なかったので、今回は参加出来て、受け止めることが出来て、聖火に点火出来たことだけでも、私にとっては、確実に大きな思い出になったわ。


アメリカに戻って、シンシナティ―大会に出ましたね、準備やコンディションはどうですか?


今は、正直言って、とても調子が良いわ。2試合、タフな試合をして、うち1試合では負けてしまった。でも、気持の上でも、準備の上でも、より良いプレーをしている。だから、ここで良いプレーが出来ることを希望している。


ノーマルな年に比べて、ここまでにそれほど試合数がありません。それは心配な事でしょうか。―――


正直言って、多くの試合をしていないことに、あまり不安は無いわ。今は、コロナ禍で、少しタフな状況よ、だから何事も、ノーマルだとも、アブノーマルだとも思わないわ。


昨年の全米、今年の全豪以来、ハードコートのグランドスラムでは負けなしです。どうして、それほどまでにビッグステージで強いのでしょうか。―――


私はグランドスラムが好きなのよ。他のどの大会と比べても、エネルギーが違うと感じている、そしてここでは、多くの繋がりがあるので、良い結果を出したいのだと思う(微笑)。なぜなら、ここを誇りに思っているからよ。


全米は特別な大会ですが、どれくらいエキサイトしていますか?―――


そうね、確かに、ここに戻って来ることは、本当に特別なことよ。またディフェンディングチャンピオンとして活躍しようと思っている。
私にとっては、子供の頃の沢山の思い出があるのよ。ここら辺を走り回っていた。それは特別なフィーリングで、プレーにも反映されていると思う。


昨年は無観客で、今年は満員の観客です。それはどうですか?―――


とてもエキサイトしているわ、またアーサーアッシュで、エネルギーを感じることが出来るのは嬉しいことね。そして、ここでナイトマッチをすることは本当に特別で、他のグランドスラムとは全く異なることよ。良いプレーが出来ることを望んでいる。


1回戦の相手については?1度対戦していますね?―――


期待と言う意味では、1回戦は、毎回タフだと思う。二人共、多分、ナーバスになるでしょうね。でも、私としては、自分にフォーカスしないといけないと思っている。


日比野菜緒選手


627x418_hibino_GettyImages-1320810231s.jpg
写真:Getty Images



オリンピック後からここまでの切り替え、どのようにここまで持ってきたか教えてください―――


オリンピックまではずっと試合に出ずっぱりで、ゆっくりする時間がほとんどなかったので、オリンピックがあって家に帰る時間があり少しほっとしました。


準備、今のコンディションはいかがでしょうか?―――


SNSでは少し報告したのですが、モントリオールに移動したときにコロナに感染してしまって。急ピッチで準備してシカゴの大会に出たという感じです。今は練習もできているので、USオープンに向けて良い準備ができています。


今から急ピッチで遅れを取り戻していく、という感じですか?―――


12日間くらい隔離されていたのですが、思ったほどは心肺機能も落ちていなくて。そこは良かったなと思います。あとはテニスの感覚が戻ってくれば、というところです。


全米、今年は観客が入ります。その期待感は?―――


グランドスラムの中でも特に好きなのがUSオープンです。お客さんがお祭り感覚で楽しんでいる雰囲気が好きなところのひとつなので、お客さんが入って試合ができる、というのはすごく楽しみです。


いろんなグランドスラムの中でも、全米は日比野さんにとってどのような大会ですか?―――


グランドスラムで初めて1回戦を勝ったのがUSオープンで、すごく思い入れのある大会です。あと、先ほども申し上げたようにグランドスラムの中でも雰囲気が好きなので、楽しみです。


1回戦の相手、フェロとは初対戦ですが、どのようなイメージですか?―――


練習もしたことがなく、試合を何度か見たことがあるのですが、すごくファイターだなという印象があります。私と少し似たプレースタイルかなと思います。フォアはしっかりスピンをかけて組み立てて、バックハンドはフラットな感じで。やりやすいはやりやすいかなと思っています。似たタイプなので、どのようなプレーが嫌なのか、イメージしやすいと思います。


「勝つのが当たり前のメンタリティでやっている」と以前敗戦後おっしゃっていたのが印象的でした。今もそのメンタリティを保って、またさらに高いメンタリティで試合に臨んでいますか?―――


コロナですごく難しかったです。日本に帰国できないわけではないですけど、隔離があり練習もできないので、試合に出続けるという選択をしました。毎週毎週試合があると、1試合にかける想いというのが薄れてきてしまうので、高いモチベーションを保ち続けるのが難しかったのですが、一度日本に帰れたことで、リフレッシュもできました。このコロナで、考える時間も多くて、自分にとって何が大切か、少しずつ固まってきて、今またモチベーション高く頑張れていると思います。


土居美咲選手


627x418_doi_GettyImages-1323705975s.jpg
写真:Getty Images


オリンピックが終わって、どう切り替えて今まで持ってきましたか?―――


オリンピックは、自分にとっても大きなことでした。2回目で自分としては楽しく過ごさせてもらいました。オリンピックが終わって、半年ぶり位に家に帰ることができ、とてもリラックスできてよかったと思います。


オリンピックの後は、2大会出てきましたが、現在の調子は?―――


2大会やって、試合に慣れることができたので、ここから数日さらに調子をあげられるように、良い感じに調整できればと思っています。


去年の全米は無観客で、今年は100%観客が入りますが、いかがですか?―――


100%観客が入るというのは他の大会でもほとんどなかったので、久しぶりに観客の皆さんにサポートしてもらいながら試合ができることが楽しみです。


全米はグランドスラムのなかでもどんな大会ですか?―――


お客さんの雰囲気も、リラックスした、盛り上げてくれるイメージがあるので、今回有観客ということで楽しみです。良いプレーも引き出してもらえると思うので、お客さんの力にも助けられながら試合ができたら良いなと思っています。


1回戦の相手はサンダースですが、イメージは?(2013年に1度対戦あり)―――


彼女はもともとダブルスが強くて、最近特にシングルスも良くなってきていると思います。正直練習もほとんどしたことがないと思うのですが、どんな相手でも自分のやれることをできればと思っています。まずは自分にフォーカスしていきたいと思っています。


(テニスデイリー編集部)

全米オープンの関連記事

PAGE TOP
menu