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全米オープン

元チャンピオンや17歳の新星がワイルドカードで「全米オープン」本戦出場へ

2017年「全米オープン」でのビーナス・ウイリアムズ

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月30日~9月12日/ハードコート)にワイルドカード(主催者推薦枠)で出場する選手が男女ともに明らかになった。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトなど複数のメディアが報じている。

「全米オープン」の主催者が発表したワイルドカードで本戦に出場するアメリカ人男子選手の中には、「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」参戦を狙うジェンソン・ブルックスビーブランドン・ナカシマ、Emilio Navaという若手選手のほか、元世界ランキング8位のジャック・ソック、元世界67位のエルネスト・エスコビードが名を連ねる。さらに、NCAA(全米大学体育協会)チャンピオンのサム・リファスと18歳以下のUSTA(全米テニス協会)大会でシングルスを制したザッカリー・スバイダもワイルドカードで出場する予定だ。これら7人のアメリカ人選手たちに加えて、ダブルスの選手として功績のあるオーストラリアのマックス・パーセルにも相互協定の一環としてシングルスのワイルドカードが与えられ、「全米オープン」シングルスでの本戦デビューを果たす。


2021年に入ってからブレイクした20歳のブルックスビーは、8月9日付の世界ランキングで99位と、初のトップ100入り。今年、ATPチャレンジャー大会で3つのタイトルを獲得し、「ATP250 ニューポート」で準優勝、「ATP500 ワシントンDC」ではベスト4入りを果たしている。同い年のナカシマも、「ATP250 ロスカボス」と「ATP250 アトランタ」で連続してATPツアーの決勝に進出するなど目覚ましい活躍を見せており、8月16日付のランキングでは86位と自己最高を更新した。ナカシマは「ウィンブルドン」の本戦に出場したほか、今年初めにはATPチャレンジャー大会で2度目のタイトルを獲得している。


リファスとスバイダのランキングは700位前後ではあるが、それぞれ大学とジュニアレベルでトップ選手として活躍している。スバイダは2019年に続いて今年も18歳以下の全米大会を制し、2010年から2011年にかけてソックが達成して以来となる2連覇を成し遂げた。そのソックは現在28歳。度重なる怪我によってランキングを185位まで落としているものの、7月の「ATP250 ニューポート」では準々決勝進出と、復活の兆しを見せている。世界179位のエスコビードは自己最高の67位まで上り詰めたことがあり、今年の「ATP250 ロスカボス」でベスト8、「ATP1000 マイアミ」では予選を突破して2回戦まで進んでいる。


女子のワイルドカードには、2000年と2001年に「全米オープン」を連覇した41歳のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)が選ばれた。グランドスラムを7度制しているビーナスは現在112位と、女子の本戦に直接出場できる上位104人からは外れていた。これで2007年から15大会連続出場となる。元世界9位のココ・バンダウェイ(アメリカ)もここ数年は怪我に悩まされ、ランキングは現在160位だが、2017年の「全米オープン」で準決勝まで進んでいる。


アメリカの若手女子選手からは、ケイティ・マクナリー、ヘイリー・バティスト、ケイティ・ボリネッツや、男子同様にNCAAと18歳以下の全米大会をそれぞれ制した20歳のエマ・ナバーロと17歳のAshlyn Kruegerが選ばれている。優勝すれば「全米オープン」への切符が与えられる18歳以下の全米大会のシングルスを制したKruegerは、なんと同じ日に女子ダブルスでも優勝を飾った。「超ハッピーで興奮しているわ。とにかく将来に向けて舞い上がっているの」と2冠達成後にコメントしていたKruegerは、今シーズン最後のグランドスラムでどんな活躍を見せてくれるだろうか。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2017年「全米オープン」でのビーナス・ウイリアムズ
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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