全米オープン

全米OP優勝のアンドレスク「有名になるなんて考えたこともなかった」

ロックフェラーセンターでのアンドレスク

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)女子シングルス決勝で、第15シードビアンカ・アンドレスク(カナダ)が第8シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を6-3、7-5のストレートで破り、初のグランドスラムタイトルを獲得した。


今年に入り快進撃を続け、シーズン最後のグランドスラムを制した19歳のアンドレスク。注目の集まる彼女が、ニューヨーク州マンハッタンのロックフェラーセンターで優勝トロフィーの記念撮影に挑んだ。

「セレナとの決勝戦を頭の中で思い描いたのは、今回が初めてではないの。もう本当に、クレージーだわ!この瞬間をずっとずっと夢見てきたのだから!」


「その夢が現実になったなんて、信じられないわ。長いこと思い描いてきたことが報われたのだと思う」アンドレスクは試合の後、興奮気味にそう語った。


記念撮影中にアンドレスクが掲げたトロフィーは、「全米オープン」のものだけではなく、「全米オープン」に先だって、受賞していたUS Open Series Breakout Performer―全米オープン・シリーズ・ブレークアウト・パフォーマー賞のトロフィーもあった。


全米オープン・シリーズ・ブレークアウト・パフォーマー賞は、「全米オープン」までの5週間、北米で行われる全米オープン・シリーズと総称される一連のトーナメントで、最も活躍した若手選手に贈られる。「ロジャーズ・カップ」で優勝したアンドレスクは、テニスメディア関係者と、ツイッターからのファン投票によって選出された。


実はアンドレスクのコーチSylvain Bruneau氏も、小さなトロフィーを受け取っており、決勝戦が終わった後に2人はメディア関係者の前でポーズをとっていた。その際にトロフィーを逆に持っていることを指摘されたコーチは「トロフィーを持つなんて慣れてないんだよ」とコメント。


「あら、慣れてもらわないと!」とアンドレスクはユーモアで返し、笑いを誘うとともに、新しいトップ選手としての風格もみせた。


昨年の「全米オープン」では、予選の初戦で敗退しており、ランキングも208位だったアンドレスク。昨年はWTAの下部大会である、WTA125Kシリーズに出場していたことを考えると、ものすごい速さでの大躍進といえるだろう。


「有名になるなんて考えたこともなかったわ」


「私の目標は、できるだけ多くのグランドスラムで優勝して、世界ランキング1位になること。有名になることなんて、本当に考えたことがないの」


「不満なわけではないわ。この1年間は本当に目まぐるしい年だった。でも、慣れることができると思う」アンドレスクは少し困惑しながらも、堂々と先を見据えながらコメントした。


アンドレスクは、カナダ人として初めてグランドスラムのシングルス優勝勝者となった。また、10代のグランドスラム優勝は、マリア・シャラポワ(ロシア)が19歳で「全米オープン」を優勝した2006年以来13年振りとなる。9日に発表される世界ランキングでは、15位から5位に浮上することが確定しているアンドレスク。目標の1位になる日はそう遠くないかもしれない。


(テニスデイリー編集部)


※写真はロックフェラーセンターでのアンドレスク
(Photo by Mike Stobe/Getty Images)

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