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全仏オープン

ジョコビッチ「一度の敗北で、目標は変わらない」

写真は「全仏オープン」でのジョコビッチ

テニスの世界王者ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、「全仏オープン」決勝で屈辱的な負けを喫した。グランドスラム最多優勝記録を目指すと公言しているジョコビッチの心は、揺らがないのだろうか。ウェブメディアEssentially Sportsが報じた。

クレーキングと呼ばれるラファエル・ナダル(スペイン)は、「全仏オープン」決勝でジョコビッチにストレートで勝利したばかりか、第1セットにはベーグル(1ゲームも与えないこと)を見舞った。ジョコビッチがグランドスラムの決勝でベーグルをくらったのはこれが初めてだった。試合のしょっぱなからのナダルのレベルの高いプレーは完全にジョコビッチの虚を突き、試合後には「今日はより良い選手に打ち負かされた」と認めた。


大会開始前には、雨と寒い気候、重くてスピンのかかりにくいボールなど、状況はナダルに不利と言われていたが、ナダルは同大会13度目のタイトルを獲得。グランドスラム20回優勝となり、ロジャー・フェデラー(スイス)と並んで男子シングルスのグランドスラム最多優勝となった。これでますますGOAT(Greatest of All Time、史上最高の選手)は誰か、という議論もかまびすしくなることだろう。


だがジョコビッチはこの3人の中で一番若いから、二人より何年か長くプレーを続けるかもしれない。1月の「全豪オープン」で17回目のグランドスラム優勝を遂げたジョコビッチは、「全米オープン」では途中で失格となったが、今年はこの「全仏オープン」決勝まで、実際に「負けた」試合はなかった。


試合後のインタビューで、グランドスラム優勝回数でフェデラーとナダルに追いつくのはもう手遅れかと聞かれ、ジョコビッチは次のように答えた。


「もし手遅れだと思ったら、今日引退してるさ。手遅れだとは思わないから、脚が動く限り、テニスへの愛と欲望がある限り、前進し続ける。一度の敗北で、たとえそれがグランドスラム決勝での敗北だったとしても、僕の気持ちは揺らがない」


「僕は“鈍感さ”を身に着けてきた。他人の予言なんかに惑わされないように。僕には今も大きな野望があり、テニスを愛し、楽しんでいる。僕のプロとしての目標は変わらない--世界ランキング1位在位週最長記録を作ること、グランドスラムで誰より多く優勝することだ」


ジョコビッチがこのまま世界1位の座を保持すれば、来年の3月にはフェデラーの持つ310週の記録を抜くことになる。ジョコビッチの次の目標は「全豪オープン」での大会記録となる9回目の優勝だ。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全仏オープン」でのジョコビッチ
(Photo by Anthony Dibon/Icon Sport via Getty Images)

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