
「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)で、2年連続10度目のベスト4進出を決めたノバク・ジョコビッチ(セルビア)。試合中に身体の痛みや違和感があることが心配されたが、本人は「大丈夫だ」と話した。
この日の準々決勝でジョコビッチは、首の右側に大きな湿布を貼っていた。更に左腕にも違和感があったようで、ベンチでは左腕を強く叩くなど気にする仕草を多く見せていた。
それもあってか第1セットは落としたものの、そこから一気に3セットを奪って逆転勝利。終盤には左腕を気にすることはなかった。
試合後の記者会見で、ジョコビッチは「今日は、コートに入ってきたときの調子が良くなかった。ウォームアップでいくつかのことが起き、フィジカル的な問題を抱えてコートに入ってきた」と明かした。
「でも、試合が進むにつれて調子が良くなってきて、痛みもあまり感じなくなってきたんだ」
記者から、さらに具体的な不調の箇所や様子などについて聞かれると「首や肩に問題があったんだ。でも、まだ大会を戦っているからあまり明かしたくないんだ」と答え、次のように心配ないことを再度アピールした。
「問題ないよ。さっきも言ったように、試合が進むにつれて、体が温まってきて、痛みも薄れてきたと思う。そのおかげでプレーも良くなっている」
そのジョコビッチは準決勝で、第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦する。両者の過去対戦成績はジョコビッチの3勝2敗、そして現在ジョコビッチの2連勝中だ。チチパスは準々決勝で、第13シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)をストレートで下しての勝ち上がり。
次戦に向けてジョコビッチは「彼は世界最高の選手の一人だ」「彼は本当にオールラウンドな選手。最も努力家な選手の一人だと思う」「本当にタフな試合になると思う。お互いにとってタフなチャレンジだ」と話した。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全仏オープン」でのジョコビッチ
(Photo by Anthony Dibon/Icon Sport via Getty Images)
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