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全仏オープン

全仏オープン、ボールは「犬も食わない」上に「気候は寒過ぎる」

写真は「全仏オープン」でのアザレンカ

パンデミックの影響で「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)の始まりは5月から9月に変更になり、選手たちは寒くじめついた気候の中でテニスをしなければならなくなった。

「全米オープン」準優勝のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)は「寒過ぎるわ。こんなに寒いと怪我のリスクも大きくなる」と大会を批判。アザレンカは1回戦の途中で試合を続けるには寒過ぎると抗議し、係員が呼ばれるまでの間いったんコートを去った。英BBCが伝えている。


その後、選手たちはコートに戻り試合を再開。アザレンカがダンカ・コビニッチ(モンテネグロ)に6-1、6-2で快勝した。


一方、1回戦で錦織圭(日本/日清食品)に惜敗したダニエル・エバンズ(イギリス)は、バボラに代わり今回から採用されたウイルソンのボールについて、ラファエル・ナダル(スペイン)と同意見だった。


大会開始前に、ナダルは「このボールはクレーコートに合っていない」と話していた。エバンズは「このボールは犬にだって噛ませないよ。ひどい状況だった、寒いし。でも何より問題はボールだ。あのボールを採用したのはどうなのか。まったく飛ばないんだ。重過ぎだと思うよ」


多くの選手たちが短パンやスカートの下にレギンスを穿いていたのは、グランドスラムでは珍しい光景だった。観客は1日にわずか1000人しか許されていないが、暖かそうな衣服に身を包んでいた。天気予報によれば、パリでは寒く雨模様の日々が続くようだ。


アザレンカの試合が始まる前、コート・スザンヌ・ランランでは雨交じりの風が赤土を巻き上げていた。3ゲームを戦った後、アザレンカは状況についてスーパーバイザーと話したいと言い、雨風が収まるまでコートで待つように言われたが拒否。


「座って待っていたら凍えてしまうわ。私はフロリダに住んでるから、こんな寒さは耐えられない」


対戦相手のコビニッチもコートで待つことは望まなかったので、二人はいったん建物内に引き上げた。約45分の中断の後でプレーは再開され、アザレンカはさっさと第1セットを取ると、第2セットも30分で勝利した。


「全仏オープン」の開幕を4ヶ月遅らせたのは正しい決断だったと思うか尋ねられ、アザレンカは答えた。「それは難しい問題ね。これまで9月にパリでプレーしたことはないから。10月に来たことはあるけど、テニスにふさわしい環境とは思わなかった」


「でも中止よりは良かったと思う。本当にプレーしたかったから。それにランキングが下の選手たちは経済的にとてもきつい思いをしてるから、大会が開催されたのは良いことだと思うわ」


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全仏オープン」でのアザレンカ
((Photo by TPN/Getty Images)

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