全仏オープン

ランキング女王ハレプと全米女王スティーブンスによる女王対決の決勝が幕開けへ[全仏オープン]

全仏初優勝を目指すハレプ

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の大会14日目、世界ランキング1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)と第10シードスローン・スティーブンス(アメリカ)が日本時間6月9日22時より、決勝戦で優勝トロフィーをかけた試合に臨む。熱戦が予想される試合開始を前に、今大会の戦いぶりを振り返る。

ハレプにとっては、昨年の決勝戦でエレナ・オスタペンコ(ラトビア)に6-4、4-6、3-6で敗れ、惜しくも優勝を逃した際の雪辱を果たし白星を掴みたいところ。さらに過去2回、ハレプは「全仏オープン」の決勝には進出しているものの、まだ優勝には手が届いておらず、初優勝を狙う。

また、ハレプはグランドスラムではまだ優勝の栄誉を手にしていない。今年の「全豪オープン」でも決勝の舞台には立ったものの、カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)を相手に6(2)-7、6-3、4-6での敗戦となり、あと一歩というところで優勝を逃してきており、グランドスラムでのタイトル獲得は悲願だ。

今大会、ハレプは4回戦で16シードのエリース・メルテンス(ベルギー)に6-2、6-1で、12シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を準々決勝で6-7(2)、6-3、6-2で、準決勝では3シードで「ウィンブルドン」で優勝した経験も持つガルビネ・ムグルッサ(スペイン)を6-1、6-4で破っており、全仏タイトルの獲得まであと1勝というところだ。

ハレプは「ベストを尽くす。そして昨年よりもうまくやりたい」とセンターコートで観客に語っており、決勝への意気込みを明らかにしている。

一方のスティーブンスは、現在、ランキングでは10位とハレプよりは下位になるものの、昨年の「全米オープン」では見事に優勝。同大会の決勝戦では、同国出身のマディソン・キーズ(アメリカ)に対して、6-3、6-0と完勝で、グランドスラムタイトルを獲得した経緯もある。

スティーブンスの今年最初のグランドスラムだった「全豪オープン」での結果は、ハレプとは対照的。ハレプが決勝戦まで勝ち上がった一方で、スティーブンスは、1回戦のジャン・シューアイ(中国)との試合で6-2、6(2)-7、2-6でまさかの逆転負け。ランキングからも、実績からも、予想外の結果となっていた。

そのスティーブンスは今大会で、強打でぐいぐいと押し込んでくるカミラ・ジョルジ(イタリア)との3回戦を4-6、6-1、8-6の逆転で、21歳の14シードのダリア・カサキナ(ロシア)との準々決勝を6-3、6-1で、昨年の「全米オープン」の決勝戦の対戦カードの再現となったキーズとの準決勝を6-4、6-4のストレートでそれぞれ勝ち抜き、決勝戦への切符を手にした。

ハレプとスティーブンスは、過去に7回対戦しており、ハレプが5勝、スティーブンスが2勝となっており、最近4試合にはハレプが勝利。ハレプがその勢いでグランドスラムでの初優勝を果たすか、スティーブンスが昨年の「全米オープン」優勝という実績に、2018年の「全仏オープン」でのタイトル獲得を書き加えるか、注目の1戦になりそうだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は全仏初優勝を目指すハレプ
(Photo by Jean Catuffe/Getty Images)

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