全仏オープン

「戦士になった気分」とセレナが話すキャットスーツに託した意味とは [全仏オープン]

キャットスーツで「全仏オープン」に復帰したセレナ

29日に行われた「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の女子1回戦に産休から復帰後、ノーシードで今季初のグランドスラムに出場したセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)。グランドスラムでは奇抜なウエアが話題になるセレナだが、今回もボディスーツに身を包み、彼女の庭であるセンターコート「フィリップ・シャトリエ」に戻ってきた。

イギリスBBCの報道によると、彼女にとって「このスーツを着ると戦士になった気分。映画『ブラックパンサー』に登場する"ワカンダの女王"になったみたい」という。試合で動きにくそうと思いきや「着心地がよかった」とのこと。さらに「私はいつもファンタジーの世界に生きている。昔からスーパーヒーローになりたかったし、これはスーパーヒーローになる私なりの方法のようなもの」と語った。

セレナは自身のTwitterで「キャットスーツはいかが? 妊娠・出産から回復することに苦労したすべてのママに捧げます。私にもできることは、みなさんもできるわ!」とツイート。すでにスポーツ界の大スターで、文化的にも象徴的存在であるセレナは、今では「ワーキングマザー」という新たな肩書きも加わった。今回も国内ツアーと変わらず娘を同行させている。

「私にとって一番大切なのはオリンピア。なにがあっても、娘が最優先。これまで私はテニスに多くを捧げてきて、テニスも実際、たくさんのものを私にくれた。感謝しきれないくらい」といい、「娘が私にとって一番大切だし、なにもかも彼女を中心にして取り組んでいる」と続ける。セレナは練習時間をオリンピアのお昼寝の時間に合わせているほどだ。

また、キャットスーツはセレナをスーパーヒーローにするだけでなく、すでに明らかにした血栓症の問題にも役立つという。セレナは愛娘を出産後に血栓症で命を落としかけたことがある。「血栓症ではたくさん問題を抱えたし、この12か月は、どれくらいたくさん血栓ができたかわからない」と話す。「楽しいウエアだけど機能性もあるから、問題を起こさずにプレーできる」と気に入っている様子だった。

1回戦でセレナはクリスティーナ・プリスコバ(チェコ)と対戦。セレナが7-6(4)、6-4とストレートで勝利して2回戦進出を決めている。次戦は第17シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)と対戦予定だ。

(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真はキャットスーツで「全仏オープン」に復帰したセレナ
(AP Photo/Alessandra Tarantino)

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