
21日の「全豪オープン」男子シングルス決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第4シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦。ジョコビッチが7-5、6-2、6-2で勝利し、同大会3年連続9度目の優勝を飾った。これでジョコビッチは四大大会18個目のタイトルとなった。
第3セットもジョコビッチのサービスゲームからスタート。第2セットも終盤でブレークして連取し、勢いに乗るジョコビッチ。しかし第1ゲームで2つのダブルフォルトをしてしまい、15-40としてしまう。だがメドベージェフのアンフォーストエラーと、強烈なサーブでしのぐ。
そして第2ゲームでジョコビッチはデュースに持ち込んでブレークポイントを握ると、ワイドに展開するメドベージェフの球に食らいつき、ブレークに成功。ここから両者サービスゲームをキープし合っていき、ジョコビッチがブレーク1つのリードを守る。
第7ゲームで30-30となったところ、長いラリーでメドベージェフに押され気味だったジョコビッチだが、これを返しきってブレークポイントを握らせず、続いても冷静にプレーし、キープした。
そしてジョコビッチはゲームカウント5-2で迎えた第8ゲームでチャンピオンシップを握る。そして最後もメドベージェフのサービスゲームを破って勝利を決め、3年連続9度目の優勝を果たした。
対トップ10選手12連勝中、マッチ20連勝中で絶好調のメドベージェフを破り、3年連続9度目の優勝を果たしたジョコビッチ。今大会では3回戦で右脇腹を故障し、苦しい試合を乗り越えてきたが、それを感じさせない驚愕の決勝戦だった。彼の強さがいつまで続くのか、そしてそれを誰が破るのか、目が離せない。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全豪オープン」でのジョコビッチ
(Photo by Matt King/Getty Images)
「テニワのオンライン楽屋/~楽屋が一番おもしろい~」
2月21日(日)男子決勝後に配信予定!

「WOWOWテニスワールド」のオンラインイベント、全豪オープン最終日は男子決勝戦後に開催の予定です。
WOWOWが誇る解説と実況陣がナイトセッション前に注目試合や見どころポイントをお届けします。 実は解説のみなさん、控え室でのお話がおもしろいので、 ぜひその雰囲気を覗き見する気持ちで遊びにきてくださいね。見逃してもアーカイブ配信も行っています。
「WOWOWテニスワールド」では、普段はお目にかかれない練習コートでの選手の様子や、試合後の記者会見、そして一部の試合の無料配信も予定!「全豪オープン」の最新情報も含め、大会の魅力を余すところなくお届けします。
「WOWOWテニスワールド」を通して、テニスファンみんなで「全豪オープン」を盛り上げましょう!
実際のサイトはこちら