
20日の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/2月8日~男子2月21日・女子20日/ハードコート)大会13日目。女子シングルス決勝で、第3シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第22シードのジェニファー・ブレイディ(アメリカ)と対戦。大坂が第1セットを6-4で先取し、2年ぶり2度目の優勝へ王手をかけた。
両者の過去対戦成績は大坂の2勝1敗。直近の対戦は5ヶ月前の「全米オープン」準決勝。そこで大坂は苦戦を強いられたものの7-6(1)、3-6、6-3とフルセットの熱戦の末に勝利を収めている。厳しいドローを勝ち上がり、その力強さとメンタルの強さを見せてきた大坂が2年ぶり2度目の優勝を果たせるか、注目が集まる。
第1セットは大坂のサービスゲームから始まった。第1ゲームをラブゲームでキープした大坂は、第2ゲームでデュースまで持ち込み粘る。ここではブレークできないものの、第3ゲームも確実にキープし、ブレイディにチャンスを作らせない。
第4ゲームで大坂が0-40とこの試合初となるチャンスをつかむと、ブレイディのダブルフォルトによってブレークに成功。1ブレークアップと先行した。
しかし直後の第5ゲームで大坂はデュースに持ち込まれてブレークポイントを握られると、ラリーの末にブレークバックを喫する。
大坂は第8ゲームでチャンスを作るもものにできず。逆に第9ゲームでブレイディにロブショットを決められ、30-40とピンチにされたが、ここはフォアのウィナーを決めてしのぎ、キープする。
そしてゲームカウント5-4で迎えた第10ゲームで再びチャンスをつかんだ大坂がブレークに成功し、第1セットを先取した。
試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全豪オープン」での大坂なおみ
(Photo by Matt King/Getty Images)
大坂なおみ出場!全豪オープンテニスWOWOW生中継!
2019年に全豪を制覇、2020年全米では2度目の優勝を果たし、世界に影響力を持つ大坂なおみ。アスリートとしてだけではなく、"人種差別問題"にも問題提議を続けた勇気ある行動を示した彼女の今シーズンの活躍から目が離せない。
【放送予定】 2/8(月)~2/21(日)連日生中継
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