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「全豪オープン」試合前スタッツ:準決勝/ダニール・メドベージェフVSステファノス・チチパス

写真はメドベージェフ(左)とチチパス(右)

第4シードダニール・メドベージェフ(ロシア)と第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)、年々力を伸ばしている両者が初の「全豪オープン」決勝進出をかけて戦うことになった。

「全豪オープン」決勝に進んだことがある現役選手は8人。ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が最多の9回で、ロジャー・フェデラー(スイス)が7回、ラファエル・ナダル(スペイン)とアンディ・マレー(イギリス)が5回、マリン・チリッチ(クロアチア)、スタン・ワウリンカ(スイス)、ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)、ドミニク・ティーム(オーストリア)が各1回という顔ぶれだ。


メドベージェフ、チチパス共にグランドスラム準決勝はこれが3回目。メドベージェフは2019年と2020年の「全米オープン」で2年続けて同ラウンドに進出し1勝1敗。2019年はグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)をストレートで下したが、決勝でナダルにフルセットの末に敗れた。2020年の準決勝ではティームにストレート負けを喫している。


一方のチチパスは、グランドスラム準決勝でまだ勝ったことがない。2019年「全豪オープン」ではナダルに完敗し、2020年「全仏オープン」ではジョコビッチに2セットを先取しながら逆転負け。


両者は唯一のグランドスラム対戦だった2018年「全米オープン」2回戦を含めてこれまで6回対戦しており、メドベージェフが5勝1敗と圧倒。チチパスが勝ったのは、最後に対戦した2019年「Nitto ATPファイナルズ」だけだ。


メドベージェフは、2020年「全米オープン」準決勝で世界3位のティームに敗れて以来、トップ10選手に対して11連勝中。グランドスラムでは今大会の準々決勝で世界8位のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を下し、2017年「ウィンブルドン」1回戦で世界3位のワウリンカを破ったのに続く2勝目を挙げた。トップ10選手との通算成績は20勝19敗。


今大会でメドベージェフがセットを失ったのは3回戦のみ。1回戦で世界63位のバセック・ポスピショル(カナダ)、2回戦で世界99位のロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)、4回戦で世界192位のマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)、準々決勝ではルブレフにストレート勝利。3回戦では世界33位のフィリップ・クライノビッチ(セルビア)相手に、2セット先取しながら追いつかれたが、フルセットの末に競り勝った。通算の試合時間は10時間11分。


5回目の出場となる「全豪オープン」でのこれまでの最高成績は2019年・2020年の4回戦進出。今回決勝進出を果たせば、「全豪オープン」ではロシア人男子選手としてエフゲニー・カフェルニコフ(1999年-2000年)、マラト・サフィン(2002年、2004-05年)に続く3人目。また、グランドスラム決勝に複数回出たという点でも、同国の偉大な先輩2人に続くことになる。


2020年は、年末の「ATP1000 パリ」と「Nitto ATPファイナルズ」で2大会連続優勝。後者では今大会で決勝進出を決めた世界1位のジョコビッチ、2位のナダル、3位のティームを破るという大会初の偉業を達成した。


今大会前の国別対抗戦「ATPカップ」では4戦全勝でロシアの優勝に貢献。ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、錦織圭(日本/日清食品)、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を破っている。


現在は自身最長の公式戦19連勝中。20連勝となれば、オープン化以降では25人目の偉業達成となる。現役で20連勝以上を達成しているのは、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)、ジョコビッチ、フェデラー、マレー、ナダルの5人。


メドベージェフは今大会での準決勝進出により、来週更新のランキングで自身初の世界3位になる。もし優勝すれば順位はさらに上がり、2位となる見込みだ。


一方のチチパスは、これが4回目の出場となる「全豪オープン」で、トップ10選手相手に劇的な勝利を2回挙げている。2019年大会の4回戦で当時世界3位のフェデラーを、今大会の準々決勝では世界2位のナダルを破った。対トップ10選手の通算成績は19勝24敗。


この試合に勝てば、「全豪オープン」のファイナリストとしては2008年のジョコビッチ(20歳250日)以来の最年少(22歳193日)となる。2000年以降で同大会決勝に進出した22歳以下の選手は、サフィン、フェデラー、マルコス・バグダティス(キプロス)、ジョコビッチ、ツォンガ、ナダル、マレーの7人。


今大会でのチチパスは、1回戦で世界66位のジル・シモン(フランス)にストレート勝ちし、2回戦ではワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した世界267位のタナシ・コキナキス(オーストラリア)にフルセットの末に辛勝。3回戦は世界95位のミカエル・イーメル(スウェーデン)に快勝し、続く4回戦は世界10位のベレッティーニが怪我のため試合前に棄権。休養十分で臨んだ準々決勝では、ナダルに3-6、2-6、7-6(4)、6-4、7-5と大逆転勝利を飾った。2回戦と準々決勝が4時間を超えたため、1試合少ないにも関わらず通算の試合時間は11時間43分と、メドベージェフ(10時間11分)より約1時間30分長い。


2020年は「ATP250 マルセイユ」で優勝、「ATP500 ドバイ」と「ATP500 ハンブルク」で準優勝。「全仏オープン」と「ATP1000 ウェスタン&サザンオープン」で準決勝に進出している。


今大会前に出場した「ATPカップ」では、アレックス・デミノー(オーストラリア)とロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)に勝利したが、ギリシャチームはグループステージで敗退した。


今大会でコキナキスとナダルに勝利したことで、5セットフルセットの通算戦績は4勝4敗の五分に。なお、ナダルに2セットダウンから逆転勝利を飾ったのは、2005年「ATP1000 マイアミ」決勝でのフェデラー、2015年「全米オープン」3回戦でのファビオ・フォニーニ(イタリア)に続く3人目だ。


チチパスがこの試合に勝てば、決勝での結果には関わらず来週のランキングで自己最高の5位に返り咲くことになる。


直接対決で優位に立つメドベージェフが、自身の連勝記録を20に伸ばすのか。それともナダル相手に逆境を乗り越えたチチパスが、その勢いに乗って天敵から2勝目を挙げるのか。次世代スター同士の対決を制し、王者への挑戦権を得るのはどちらだろうか。


(テニスデイリー編集部)


※写真はメドベージェフ(左)とチチパス(右)
(Getty Images)

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