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全豪オープン

大逆転劇の大坂なおみ「1年前だったら勝てなかった」。本人が語る勝敗を分けたポイントは?

「全豪オープン」での大坂なおみ

14日の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/2月8日~男子2月21日・女子20日/ハードコート)女子シングルスで、2年ぶりのベスト8進出を果たした大坂なおみ(日本/日清食品)。試合後の記者会見で、大逆転勝ちの4回戦を振り返った。

第14シードガルビネ・ムグルッサ(スペイン)を4-6、6-4、7-5のフルセットで下したこの試合。前年の同大会準優勝者であるムグルッサを相手に、大坂は第1セットを落とし追いかける展開となった。さらに最終セットでは相手に2本のマッチポイントを握られ、最後まで苦しめられた。


大坂は「一言で言うなら、今日はとにかく戦いだったと思います。この試合を乗り越えた自分にとても満足しています」と話した。


「1年前だったら、絶対に勝てなかったと思います。以前だったらコート上で考えていたことがたくさんあって、それが試合に勝とうとしたり、問題を解決しようとしたりすることを妨げていたと思います」


「少し精神的に強くなれたことは、私にとって良いことだと思います」


最終セットのゲームカウント2-2で迎えた大坂のサービスゲーム。大坂は決め球をミスしてしまった次のポイントで相手にウィナーを決められると、ここまでずっと我慢していたフラストレーションが爆発したようにラケットをコートに投げつけてしまった。


結局このゲームの最後はダブルフォルトでブレークを許してしまった大坂。以前であれば、そのままメンタル的に崩れてしまったのかもしれない。しかしこの試合は、粘り強さと諦めない気持ちで逆転勝利をもぎ取った。


本人は「試合中ずっと考えすぎていたと思います。怒ってラケットを地面にぶつけてしまった瞬間がありました。そこで考えすぎていたものを解放したようにも思います。より直感に基づいたテニスをするようになりました」と話している。


「ラケットを投げてしまった自分に腹が立ちますが、一方で溜まっていた感情やイライラを少し解放してくれたような気もします」


さらに、大坂が3-5で迎えたサービスゲームで相手の2本のマッチポイントをしのいだ場面については「最初のマッチポイントでは、自分がちゃんとしたサーブが打ててなかったと思い、本当にサーブに集中しなきゃと思っていました」「2ポイント目は、ラリーになった時に自分に"無理をしないように。変なことや最悪なアンフォーストエラーをしないように"と言い聞かせていました」と明かした。


記者から、非常に競った試合をどう乗り切ったかと質問された大坂は「とにかく1ポイント1ポイントのためにファイトしようと思っていました」と答えた。


「それが勝因になったのかなと思います。分かりませんが」


考えすぎてしまっていたところから、直感に従って1ポイントや1つのショットに集中するようにしたという大坂。プレー内容もさることながら、メンタルでも大きな成長を遂げた大坂のさらなる活躍に期待したい。


見事に勝利をおさめた大坂は、次戦の準々決勝でまたも難敵のシェイ・スーウェイ(台湾)と対戦する。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全豪オープン」での大坂なおみ
(Photo by Quinn Rooney/Getty Images)

大坂なおみ出場!全豪オープンテニスWOWOW生中継!

2019年に全豪を制覇、2020年全米では2度目の優勝を果たし、世界に影響力を持つ大坂なおみ。アスリートとしてだけではなく、"人種差別問題"にも問題提議を続けた勇気ある行動を示した彼女の今シーズンの活躍から目が離せない。

【放送予定】 2/8(月)~2/21(日)連日生中継
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