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全豪オープン

「全豪オープン」試合前スタッツ:2回戦/ココ・ガウフVSエリナ・スビトリーナ

ガウフ(左)とスビトリーナ(右)

今大会に出場している7人の10代選手の中でも最年少、16歳の新星ココ・ガウフ(アメリカ)と世界ランキング5位のエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)の初対戦が実現した。


2018年にプロ入りしたガウフの「全豪オープン」出場はこれが2回目。15歳で初出場した昨年、ディフェンディングチャンピオンだった大坂なおみ(日本/日清食品)や元世界女王ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を破って4回戦に進んだことを覚えている方も多いのではないだろうか。


4回戦進出はガウフのグランドスラム最高成績で、初出場となった2019年「ウィンブルドン」でも同じラウンドに勝ち進んでいる。通算成績は10勝5敗。2回戦での戦績は3勝1敗で、唯一の黒星は2020年「全仏オープン」でマルチナ・トレビザン(イタリア)に喫したものだ。


今大会1回戦では世界58位のジル・タイヒマン(スイス)に6-3、6-2で快勝。直前の「WTA500 メルボルン(Gippsland Trophy)」で対戦した際はフルセットにもつれ込み、第2・第3セットはタイブレークと接戦を演じた相手だが、今回の試合時間はわずか57分だった。


2019年、ラッキールーザーとして出場した「リンツ・オープン」で世界8位のキキ・バーテンス(オランダ)らを破ってツアー初優勝を果たしたガウフ。これは2004年「タシケント・オープン」でニコール・バイディソバ(チェコ)が15歳117日で達成して以降、最年少(15歳214日)での優勝だった。


対するスビトリーナはこれが9回目の「全豪オープン」出場で、最高成績は2018年、2019年のベスト8。この地で2回戦敗退を喫したのは2016年の1度だけで、グランドスラム全体では19勝6敗。32回目の出場となるグランドスラムでの最高成績は、2019年の「ウィンブルドン」と「全米オープン」のベスト4。


今大会1回戦では世界50位のマリー・ブーズコバ(チェコ)と対戦。6-3、7-6(5)のストレート勝ちではあったものの、スコアで見られる以上の接戦で、試合は2時間にも及んだ。


今シーズンに出場した2大会、「WTA500 アブダビ」と「WTA500 メルボルン(Gippsland Trophy)」ではいずれもベスト8に進出している。


2020年には「全豪オープン」で3回戦進出、「全仏オープン」でベスト8。「全米オープン」を新型コロナウイルスの影響を考慮して欠場したため、グランドスラム本戦連続出場は30でストップした。ツアー中断前のモンテレイとツアー再開後のストラスブールで優勝し、獲得タイトル数を15に伸ばしている。


自己最高ランキングは2017年9月に記録した3位だが、実は世界1位になるチャンスがこれまで4度あった。2017年に「全米オープン」か「北京オープン」か「WTAファイナルズ」で優勝、あるいは2018年「全豪オープン」で決勝進出を果たせば、世界女王の称号を手にしていたのだ。


フルセットでの戦績はガウフが10勝7敗(勝率59%)なのに対し、スビトリーナは86勝51敗(勝率63%)。タイブレークでの戦績はガウフが7勝3敗(勝率70%)、スビトリーナは62勝48敗(勝率56%)。ハードコートにおける戦績はガウフが19勝12敗(勝率61%)、スビトリーナが208勝106敗(勝率66%)。ガウフの試合数は少ないものの、スタッツ上はほぼ互角と言える。


昨シーズン終了後、メンタルコーチを雇ったスビトリーナ。その理由として、コート内外でいろんなことが起きる中、「試合になれば前向きな、試合にふさわしい精神状態でなければならない。精神的に強く、フレッシュであることはとても重要」と説明していた。恋人であるガエル・モンフィス(フランス)は今大会で1回戦敗退を喫した後、自信を喪失していると涙ながらに語ったが、その後スビトリーナやファンから温かい言葉をもらったとコメントしている。彼が1回戦に続いてスタンドから見守るであろうこの2回戦、スビトリーナとガウフのどちらがより強い精神力を発揮できるだろうか。


(テニスデイリー編集部)


※写真はガウフ(左)とスビトリーナ(右)
(Getty Images)


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