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全豪オープン

「全豪オープン」試合前スタッツ:2回戦/アレクサンダー・ズベレフVSマキシム・クレッシー

ズベレフ(左)とクレッシー(右)

世界ランキング7位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と、予選勝ち上がりの世界172位、マキシム・クレッシー(アメリカ)との初対戦だが、ズベレフがそれよりランキングの低い選手に負けたのは2016年「ATP500 ハレ」決勝で、当時世界192位だったフロリアン・マイヤー(ドイツ)に負けた時だけだ。ズベレフがグランドスラムで敗れた最もランキングの低い選手は、2018年「ウィンブルドン」3回戦のエルネスツ・グルビス(ラトビア)で、当時世界138位。「全豪オープン」では2018年の3回戦での、当時58位だったチョン・ヒョン(韓国)である。

これまでにズベレフが「全豪オープン」で予選勝ち上がりの選手と対戦したのは2017年の2回戦でのフランシス・ティアフォー(アメリカ)だけで、ズベレフが勝利している。ズベレフのグランドスラムでの予選勝者との対戦成績は5勝2敗、ツアーレベルの大会での通算は26勝9敗。


ズベレフは今大会の1回戦で世界75位のマルコス・ギロン(アメリカ)に第1セットを落としたが、6-7(8)、7-6(5)、6-3、6-2で勝利。ズベレフが「全豪オープン」で初戦敗退したのは本戦初出場の2016年だけで、2017年・2018年は3回戦、2019年は4回戦に進出、2020年には準決勝に進出してドミニク・ティーム(オーストリア)に敗れた。


グランドスラムは22回目の出場で、最高成績は昨年「全米オープン」での準優勝。決勝でズベレフはティームから第1・第2セットを奪いながら逆転された。当時23歳146日だったズベレフは、2010年「全米オープン」でのノバク・ジョコビッチ(セルビア、当時23歳113日)以後最年少のグランドスラム決勝進出者だった。


2020年のその他の大会では、同じ会場で開催された2つの「ATP250 ケルン」で2週連続優勝。「ATP1000 パリ」では決勝に進出し、ダニール・メドベージェフ(ロシア)に敗れた。「全仏オープン」では4回戦でヤニク・シンネル(イタリア)に4セットで敗退。


今大会の前には国別対抗戦「ATPカップ」に出場し、グループステージではデニス・シャポバロフ(カナダ)に勝利、ジョコビッチには敗れたがドイツチームは準決勝に進出。準決勝でメドベージェフに敗れ、チームも敗退した。


ズベレフは過去8試合の5セットのフルセットマッチで7勝しており、敗れたのは昨年の「全米オープン」決勝だけだ。「全豪オープン」でのフルセットでは2勝2敗、キャリア通算では15勝7敗。


自己最高ランキングは3位で、2017年11月に20歳で3位となった時は、2007年のジョコビッチ以来最年少のトップ3入りだった。


一方のクレッシーはズベレフと同じ1997年生まれの23歳。グランドスラム本戦出場はこれが2回目で、初出場だった昨年の「全米オープン」では2回戦でステファノス・チチパス(ギリシャ)に敗れた。今回は予選を勝ち上がり、1回戦でダニエル太郎(日本/エイブル)に7-6(1)、7-6(3)、6-4で勝利しての2回戦進出。


クレッシーは過去にグランドスラム予選に4度出場、今回初めて予選勝者として本戦出場となった(2020年「全米オープン」はワイルドカードで出場)。


2020年、クレッシーは2月にカナダのドラモンビルで2度目のチャレンジャー大会優勝。翌週の「カルガリー・チャレンジャー」では準優勝した。


今大会前には「ATP250 メルボルン1」に出場したが、1回戦でピエール ユーグ・エルベール(フランス)に敗れた。クレッシーがツアーレベルの大会に出場するのは、昨年の「全米オープン」、今年の「ATP250 メルボルン1」に続いてこの「全豪オープン」でまだ3度目だ。


クレッシーは過去3度トップ100選手と対戦してまだ勝ったことはない。クレッシーが勝利した最高ランキングの選手は、今大会でのダニエル(118位)だ。自身の過去最高ランキングは昨年9月の157位。


数字の上では圧倒的にズベレフ優位だが、ズベレフと同じく身長198cm、強力なサーブを持つ予選勝ち上がりのクレッシーに失うものは何もない。今大会最大の番狂わせを演じられるか。


(テニスデイリー編集部)


※写真はズベレフ(左)とクレッシー(右)
(Getty Images)

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