マイページ

全豪オープン

「全豪オープン」試合前スタッツ:1回戦/ステファノス・チチパスVSジル・シモン

チチパス(左)とシモン(右)

世界ランキング6位のステファノス・チチパス(ギリシャ)と66位のジル・シモン(フランス)はこれが初対戦。だがチチパスはグランドスラムでそれよりもランキングが下位の相手に2度――2017年「ウィンブルドン」1回戦で当時79位だったドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)に、2019年「ウィンブルドン」1回戦で当時89位だったトーマス・ファビアーノ(イタリア)に敗れているので、油断はできない。特に今回の相手シモンは、2009年にキャリアハイの6位をマークし、2015年にもトップ10入りしていた選手だ。

22歳のチチパスにとっては4度目の本戦出場となる「全豪オープン」。初出場の2018年は1回戦でデニス・シャポバロフ(カナダ)にストレート負けを喫したが、その後は2年続けて初戦を突破。2019年は4回戦でロジャー・フェデラー(スイス)相手に大金星を奪い、準決勝でラファエル・ナダル(スペイン)に敗れた。これによってギリシャ人として初のグランドスラム準決勝進出を成し遂げると、2020年「全仏オープン」でも再びベスト4を達成。しかし2020年「全豪オープン」ではミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と当たった3回戦で姿を消している。


2020年は、「ATP250 マルセイユ」で優勝。さらに「ATP500 ドバイ」と「ATP500 ハンブルク」で準優勝、前述の「全仏オープン」の他に「ATP1000 ウェスタン&サザンオープン」でもベスト4となった。「全米オープン」では「全豪オープン」と同じく3回戦敗退に終わっている。


今大会直前に行われた国別対抗戦「ATPカップ」ではギリシャのトップ選手としてチームをけん引。アレックス・デミノー(オーストラリア)、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)とのシングルス2試合で勝利したが、チームはグループステージで敗退した。


対するシモンは、グランドスラムの中で「全豪オープン」が最も相性が良く、通算成績は25勝14敗。ここ10年続けて1回戦を突破しており、14回の出場で1回戦負けしたのは2007年の1度だけだ。2009年にはマリオ・アンチッチ(クロアチア)、ガエル・モンフィス(フランス)らを下して準々決勝進出を果たした。また、グランドスラムでは2015年「全仏オープン」でもベスト8となっている。


シモンは現在「全豪オープン」オープン化以降のフランス人男子選手としての通算勝利数でジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)、モンフィスに次いで3位タイ(25勝)につけており、セバスチャン・グロージャン(フランス)を抜いて単独3位となるか期待される。


2020年は、「ATP250 マルセイユ」でベスト4、「ATP250 ケルン」でベスト8。「全米オープン」で2回戦に進んだが、「全仏オープン」では1回戦で敗れた。


そして今大会直前に出場した「ATP250 メルボルン2」では、1回戦でエリアス・イーメル(スウェーデン)を下すも、2回戦で世界66位のジェレミー・シャルディ(フランス)にストレート負けを喫している。


シモンはトップ10選手との対戦を苦手としている。グランドスラムでの対戦成績は3勝19敗で、2015年「ウィンブルドン」で当時6位だったトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)を下して以来、ロジャー・フェデラー(スイス)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ラオニッチ、ドミニク・ティーム(オーストリア)、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)に5連敗中。ツアー通算でのトップ10選手との戦績は34勝91敗だ。


チチパスの5セットマッチでの戦績は2勝4敗。ただし「全豪オープン」でフルセットにもつれ込んだ経験はない。一方のシモンは18勝15敗と勝ち越しているが、ここ5試合では1勝4敗。その1勝は2016年「全仏オープン」2回戦で挙げたもので、ギド・ペラ(アルゼンチン)相手にキャリア2度目となる2セットダウンからの逆転勝利を飾った。「全豪オープン」では7勝4敗。


36歳のシモンは現在通算493勝で、500勝が目前に迫っている。500勝はビッグ3をはじめ、現役選手では8人しか達成していない記録だ。今シーズンにそれが達成できるか、この「全豪オープン」で何勝積み重ねられるかが注目される。


チチパスはグランドスラム優勝候補にも挙げられる選手の一人。そんな彼を相手に、シモンは最も相性のいい「全豪オープン」でトップ10選手相手のジンクスを止めることができるだろうか。


(テニスデイリー編集部)


※写真はチチパス(左)とシモン(右)
(Getty Images)

全豪オープンの関連記事

PAGE TOP
menu