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全豪オープン

ティームVSジョコビッチの決勝。最終的にはフィジカルの勝負か

「全豪オープン」でのティーム(左)とジョコビッチ(右)

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会12日目。男子シングルス準決勝で、第5シードドミニク・ティーム(オーストリア)が第7シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を破り、自身初となる同大会決勝進出を果たした。その試合と決勝について、WOWOWの解説であり、ロンドンオリンピック日本代表監督の村上武資さんが語った。

村上さんはこの試合の序盤について「ティームの方がペースをつかめない感じがしましたね。その原因としてはズベレフのサーブが良かったというところと、ラリー戦になったときにズベレフが上手くバックのダウン・ザ・ラインを使って、ティームに回り込む機会を与えなかったことが挙げられます。ズベレフがフォア側にも球を散らしていたので、ティームがストローク戦でも得意な形に持って行けませんでした。それによって、強引に行きすぎてミスも増えましたし。ティームがつかめなかったというよりかは、ズベレフが上手く配球をして、ティームに良い形を作らせなかったということでしょう」と分析。


そして勝敗を分けたのは「ズベレフのちょっとしたミスだと思います。取らなきゃいけないところ、追いつかなきゃ行けない大事なところでのミスというのが出てしまった。わずかな差だと思いますね」と語った。


今回、グランドスラムで自身初となるベスト4進出を果たしたズベレフについては「"ATPカップ"があまりにも悪かったので、逆にいつもよりリラックスしてグランドスラムには入れたのかもしれませんね」と語った。


さらに「また、サービスを起点としてネットに行く機会が増えました。相手のミスを引き出したり、自分の良い形に持っていったり、そうやって自分の流れに引き込むというのが、以前よりも増えました。プレーがアグレッシブになり、自分の身体の大きさ、フィジカルを活かせるようになったのが大きいと思います。結果として負けましたが、こういうプレーを続けていけば必ずチャンスは広がっていく、そういう手応えを本人も感じているんじゃないでしょうか」と、ズベレフのプレースタイルの変化と成長を称えた。


ティームは決勝で前年優勝のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ティームはこれまで対ジョコビッチ戦4勝6敗としているが、現在2連勝中で、うち1つはハードコートでの試合だ。村上さんはティームが勝つには「どれだけフォアで攻撃を仕掛けていけるか、その形を作れるかですね。それと、意表を突くようなバックですね」と分析する。


「ただ、このコートはボールがバウンドしません。ジョコビッチの低い軌道に対してどれだけラリーをしながらチャンスを見いだしていけるか、大事なところでポイントをどれだけ積み重ねていけるか、忍耐力を試される決勝戦になると思います。これまでの相手よりもボールが厳しいところに返ってくるでしょうし、深さもあり、ラリー数も増えてくる。最終的にはフィジカル勝負になるところがあるんじゃないかと思います」とも語った。


今大会好調だったズベレフを準決勝で、準々決勝ではラファエル・ナダル(スペイン)を破って勝ち上がってきたティーム。2年連続8度目の優勝を目指すジョコビッチとの決勝は、大会最終日、日本時間2日の17時30分に開始予定。


テニスデイリーでは、サイト上で試合速報を無料で行う予定だ。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全豪オープン」でのティーム(左)とジョコビッチ(右)
(Getty Images)

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【放送予定】2020年1月20日(月)~2月2日(日)連日生中継
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